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鉄則26 ワンポイントレッスン・シートの真の役割

2018年2月19日

 TPMの特徴のひとつである伝達教育には、ワンポイントレッスンを活用します。学んだことを教えるためにさらに学ぶことで、より深い理解が得られます。

簡潔に1件1枚で

 TPMでは、教育を受けた人が講師となって、メンバーにその知識を伝えていきます。これを伝達教育といい、その際活用するのがワンポイントレッスン(以下OPL)です。OPLは学んだ内容を、簡潔にポイントを絞って、1件1枚にまとめます。これを使って、5〜10分程度の短い時間でメンバーに教育するのです。
 OPLには、次の3つの目的があります。
①基礎知識=日常の生産活動やTPMを展開するうえで、知っていなければならないことをまとめたもの
②トラブル事例=実際に発生した不良・故障などのトラブル事例をもとに、再発防止の観点から日常何をしなければならないかというポイントをまとめたもの
③改善事例=現場のサークル活動の中から生まれた改善事例を水平展開するために、改善の考え方、対策、内容、効果について効果についてまとめたもの

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基本は「教えることによって学ぶ」

 教えられたことは単に伝えるのではなく、自分の職場に合った内容に置き換える工夫をして作成しましょう。また、効果的にわかりやすく教えるためには、それなりに深く理解していなければなりません。これが自分自身の勉強になり、また教えるという行動を通じて、リーダーシップを伸ばすことにつながります。
 伝達教育した後も、メンバー全員が理解して、日常業務で実践しているかどうかもフォローするようにしましょう。
 このようにOPLを上手に活用して学習することによって、メンバー全員のレベルアップが図られるようになります。

※本コラムは『現場が主役のTPM』(JMAC刊)の第2章、第3章の内容を転載したものです。