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鉄則28 改善の名人は現場・現物から現実を把握する

2018年3月 5日

 

 問題解決、改善は正しい現実(事実)の把握からスタートします。改善でも三現主義は大切な行動指針となります。

思い込みを捨て、現実(事実)を把握する

 職場の問題とは、あるべき姿と現実のギャップのことです。ギャップを埋めていくのが改善です。現実(事実)を正しく把握することが、改善の第一歩です。
 問題を解こうとするとき、事実を把握せずに思込みや決めつけで対策しても結果はよくなりません。とくに成功体験を持っている人は、今度も同じことだろうという落とし穴にはまってしまうケースがあります。カンやコツといったものは大切なスキルであり、磨いていく必要がありますが、必ず現実を確認することが大事なのです。

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判断している言葉を使わない

 また把握した事実を正しく伝えるためのポイントとして、判断している言葉を使わないようにしましょう。たとえば、「○○が悪い」「○○が狭い」「守れない」といった判断している言葉を使ってしまうと、事実が伝わりません。「○○が悪い」といっても、いったいどうなっているのかさっぱりわかません。たとえば、「○○が狭い」というのは、どんな作業のときに狭さを感じたのかを表現しましょう(左図)。
また、「守れない」といっても、そのときどんな行動だったのかを書かないことには、事実は伝わりません。
 事実をしっかり確認していないときに、このような判断している言葉を使ってしまうので注意しましょう。

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ありのままに事実を観察しよう

 さらに、事実を把握するためのデータを取るとき、人は自分に都合のよいデータをとってしまうことを考えてしまいがちです。先入観を捨てて、現場・現実で現場(事実)を観察できたら、あなたも今日から改善の名人です。今から三現主義をはじめましょう。

※本コラムは『現場が主役のTPM』(JMAC刊)の第2章、第3章の内容を転載したものです。