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鉄則30 改善の原則「E・C・R・S」をつねに意識する

2018年3月19日

 E・C・R・SとはEliminate (排除する)、Combine(統合する)、Rearrange(入れ替える)、Simplify(簡素化する)の頭文字で、それぞれ工程、作業、動作を対象とした改善のアイデアを表しています。

改善は、「E・C・R・S」で考えよう

 改善は、現状を調査し、問題となっている原因を調査・解析したうえで対策案を立てて、実施していくことになりますが、この対策案を検討する際に、改善の
原則「E・C・R・S」で考えることが有効です。
 Eは、なくす、やめる、排除するといったように、今までのやり方を見直す考え方です。Cは、まとめる、組み合わせるといった合理化の考え方です。Rは、置き換える、並び替える、入れ替えるといった同じ機能を果たすものに変えるという考え方です。Sは、簡素化する、単純化するなど、さらにシンプルにするという考え方です(左図)。
 段取り替えの時間の短縮という改善テーマでは、「E・C・R・S」を使って改善している例を多く見受けます。
①使用する治具を共有化(排除)する
②必要なものをセットで管理(統合)する
③外段取りで準備(置換)して段取り時間を短縮する
④置き場所の指定席化(簡素化)を実施する
 ぜひ、「E・C・R・S」を意識して、効果的・合理的な改善を進めてください。

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改善を実施する前にすること、それは「5S」です

 段取り替え時間には、治具や交換部品などを準備する「探す」時間、「戻す」時間が含まれています。時間の短縮には、ムダの排除=5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)の徹底が基本です。
 5Sでムリ、ムダ、ムラを感じ取り、改善の4原則「E・C・R・S」で素早く改善する。そうすることにより、安全で働きやすい職場が早く実現できます。

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※本コラムは『現場が主役のTPM』(JMAC刊)の第2章、第3章の内容を転載したものです。