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鉄則31 今すぐできる改善とテーマを決めて計画的に進める改善

2018年3月26日

 日々改善とテーマ改善、どちらも改善ですが改善のスピードが違います。日常管理の日々改善と方針管理のテーマ改善の両輪で、現場力を飛躍的に高めましょう。

日々改善とテーマ改善は改善の基本

 日々起こる問題は必ず原因があって起こります。その原因を日々のデータ(日常管理)から分析し、今できることをすぐ対応することが強い現場の条件です。せっかく取った日々のデータを月次でまとめて分析して対策を打っていたのでは時間がかかりすぎてしまいます。私たちは、この日常管理からわかること、今すぐできることから取り上げます。
 一方、テーマ改善は、生産システムの効率化(極限追求)を目的として、生産ラインや設備ごとのロスゼロを目指し、「真の儲け」を得るために職制・スタッフが中心となって進める活動です。とくにゼロ化活動は、TPMの定義である、災害ゼロ、不良ゼロ、故障ゼロなどあらゆるロスを未然防止することにつながる活動です。ロスを一度にゼロ化はできないので、1つひとつテーマを登録して計画的に改善を進めます。
 ある会社では、昨夜の問題について常設のQR(Quick Response) コーナーに関係者が集まり、24時間以内に対策を打つことを原則とし日々改善をしています。またスタッフ中心のプロジェクトチームによる改善はトラブルの種類、つまりロスの種類に分け、またその中の細かな問題を1つずつなくして、ロスゼロにつなげています。みなさんの職場はどうですか?

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分ければわかる、改善も分けて実施しよう

 日々行う改善とテーマを決めて進める改善は分けて進めましょう。日々改善は、日常の仕事の中で実践し、左図のような日々のデータと三現主義によるコミュニケーションが大事です。テーマ改善は、必要なメンバーを集めゼロ化を目指して、計画的に粘り強く進めることが大事です。

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※本コラムは『現場が主役のTPM』(JMAC刊)の第2章、第3章の内容を転載したものです。