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Aセッション |
未来提案のための“ものさし”づくり |
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松下電器産業株式会社 システム創造研究所 戦略デザイン研究室室長 渡邊和久 氏 |
未来提案活動を組織に定着させるための方法として、松下電器産業株式会社システム創造研究所での未来研究の活動内容とその考え方を紹介していただきました。未来研究の活動内容として、事業・商品の変化だけではなく横断的に社会的背景を踏まえての過去100年間の大トレンドの変遷分析やその活用 |
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事例などを紹介、また、未来のくらしをどのように考えて行けば良いのかとして、価値位置・トレンド潮流・商品分母という3つの”ものさし”とともに様々な未来の生活空間を紹介していただきました。楽しい未来像をふんだんに具体的に紹介していただき、ワクワクしながら聴けるご講演でした。 |
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未来製品開発のためのアイデア・クリエーション |
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インタラクションデザインインスティチュートヨーロッパ教授
シモーナ マスキー 氏 |
The Institute of Interaction design Europe (IIDE) のシモーナ マスキー教授より、インタラクション・デザインによる未来製品に対するアイデア創造のアプローチについて講演が行われました。インタラクション・デザインとは、人と(技術の込められた)製品との相互作用(インタラクション)により生まれるデザインで |
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あり、それはモノだけでなく、(人に与える)経験を未来製品のアイデアとしてデザインするものです。
そして、これを実現するために、インタラクション・デザインでは、テクノロジー、マーケット、デザインが一体となり、人とその社会的活動に焦点を当てて、未来製品のアイデア創造を行い、そこから生まれたアイデアを(モノだけではなく経験の)プロトタイプとして素早く顧客に提案することで、短期間でアイデアの質を高めます。また講演では、インタラクション・デザインにより創造された、アイデア事例の紹介も行われ、受講者からはIIDEの企業への具体的な貢献事例についての質問が出るなど活発な議論が交わされました。 |