脱炭素社会へ転換させる社会的ティッピングポイントに関する意識調査
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- • 全体集計では「商品にCO2排出量が表⽰されて消費者が少ない商品を選ぶ」の期待が⾼い。
⼤学⽣Ⅰと⼤学⽣Ⅱからの⽀持率は1位である。
• 会社員(サービス系) では「炭素税(カーボンプライシング)が導⼊されて企業業績に
影響する」に⾼い⽀持がある。
• 会社員(メーカー系)では「グリーン成⻑戦略による⼤規模な優遇措置で技術開発が⼤
きく進む」に⾼い⽀持がある。
• ⼀⽅で「⾃治体に住⺠参加型の脱炭素チームの設置が義務となる」など、市⺠運動的な
活動への⽀持は少ない。
図22
職業グループ別の期待度順位
総合順位
教職員・
団体職員
1
6
3
4
1
1
2
3
9
8
3
2
カーボンニュートラルを達成したモデル地域や組織が生まれる
3
1
5
3
4
3
炭素税(カーボンプライシング)が導入されて企業業績に影響する
4
2
1
2
7
6
企業のCO2排出量が公表されて株価に大きく影響する
5
6
8
6
2
5
コンパクトシティやスマートシティの推進成功例が生まれる
6
4
7
4
5
4
グリーン成長戦略による大規模な優遇措置で技術開発が大きく進む
7
6
2
1
10
9
公共事業の入札条件に低環境負荷の材料使用が義務となる
8
5
4
7
9
10
国の安全保障の観点から脱炭素の重要性が強くアピールされる
9
10
6
9
5
7
インフルエンサーやナッジ手法で人の自発的な行動変革が促される
10
11
11
11
8
7
化石燃料関連企業への金融投資が制限されるようになる
11
9
10
10
12
11
自治体に住民参加型の脱炭素チームの設置が義務となる
12
12
13
13
11
12
脱炭素化のリーダー資格制度で公認の推進人材が増える
13
13
12
12
12
13
商品にCO2排出量が表示されて消費者が少ない商品を選ぶ
学校のカリキュラムに脱炭素化プログラムが採用される
会社員
会社員
(サービス系) (メーカー系)
大学生Ⅰ 大学生Ⅱ
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