- 生産コンサルティング事業本部
日々学び続け、自分の専門領域を追求する
チーフコンサルタント
山崎辰悟
中途入社
[学歴]秋田大学大学院 工学資源学研究科 機械工学専攻修了
[前職]非鉄金属メーカー生産技術、設備保全管理
[中途入社]2018年入社
JMACに入社を決めた理由
日本の製造業から生まれた管理技術がベースのコンサルティング
前職では、非鉄金属メーカーのプラントで、生産技術や設備保全業務に従事していました。その中で、設備の問題に対して、データに基づき要因分析を行い、対策を実施して、修繕費のコストダウンや設備の延命化が実現できたときにやりがいを感じていました。日々の業務をする中で、集中的にこの業務に取り組める環境に身を置きたいと考えるようになりました。そこで転職サイトに登録して情報を収集していたところ、JMACに出会いました。 JMACでは、日本の製造業から生まれた管理技術であるTPM(Total Productive Maintenance)をベースにお客様の支援を実施していると知り、これまでの業務経験を生かせる(延長線上にある)、自分も成長できると考え入社を志望しました。
今やっている仕事
設備保全管理の足元の活動からデジタル化までの一括支援
前職の経験を生かして、設備保全管理体制の構築のご支援に携わることが多いです。 一般的な支援の進め方としては、まず、最初にお客様の過去のトラブルデータを分析して設備保全管理の課題を明確にします。そして明確になった課題に対してのプロジェクト計画を立案してお客様と一緒になって課題解決に向けて取り組んでいきます。例えば、故障解析が不足しているということが明らかになった場合、初めに導入教育を実施し、その後、過去に発生した故障解析をお客様と一緒になって実施しすることで、故障解析のスキル向上や仕組み構築をしていきます。その他、近年では弊社と富士通エンジニアリングテクノロジーズ様と共同開発した設備保全管理システムの導入支援や、保全業務のIoTツールの導入といった支援もしています。
次にチャレンジしたいこと
5年後、10年後を見据えた設備保全管理
現在は、お客様の現状の課題解決に取り組む機会が多いです。一方で、日本の製造業においては、人口減少による労働力の減少や、技能伝承、設備の高度化への対応が今後さらに必要とされており、私は、設備保全管理の側面から製造業の将来課題の解決に携わりたいと考えています。設備保全管理業務においては、1人当たりの業務量が増加することが懸念事項としてあり、対策として、いかに設備保全管理の業務が効率化できるか、デジタル技術をどのように有効活用していくかという視点で、研究会のメンバーと一緒になって検討しています。
JMACの良いところ
常に学べる環境、仲間がいる
私は中途入社です。一般的な企業であれば、教育機会がないのが多いと思いますが、JMACでは、1年間コンサルティングの基礎を学ぶ機会がありました。その他、様々な研究会があり、私は、設備保全管理、自動化技術、デジタル技術の活用に関する研究会に参加しています。新たな支援プログラムを開発するために各部門をまたがり学び、ディスカッションをします。他部門のメンバーと意見を交わすことは、大変刺激になり新たな発想を得るのに役立ちます。また、コンサルティングにおいても、自分の専門分野以外でも携われます。メインは設備保全管理に関するコンサルティングですが工程管理や品質管理も携わったことがあります。専門分野ではないので苦労はしますが、実際のコンサルティングを経験することで早く習得ができ、また、自分の分野でも他分野を意識してかかわるようになり視野が広がります。
入社を検討中の皆さまへ
JMACでは、入社当初の研修、研究会や実際のコンサルティングの場などあらゆるところで学び続け、成長することができます。自分の意欲さえあれば、どんどん学ぶことができます。入社当初、コンサルタントになりたいという意思はある一方で、本当に自分がなれるのかという不安もありましたが、前職での経験と、JMACで学んだことを生かして、お客様とともに課題を解決し、感謝の言葉をいただけるようになりました。JMACでは、コンサルタントと入社希望の方がざっくばらんに話す機会もありますので、少しでも興味があればぜひお問い合わせください。