ビジネスインサイツ50
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ことを大切 JMAC では、一人ひとりの「意」を「育てる」 す。 いま んで にしています。これを「iik 塾」とよ タントの「意」 このコーナーでは日々奮闘する若手コンサル を様々な視点でご紹介します。
(い いく)塾 i ik
多様性の受け入れ方
私は人材マネジメントを専門領域と していますが、近年は特に「ダイバー 」 シティ・マネジメント(以下、DM ) に関心があり、自身の重点研究テーマ としています。 私がそうした考えを持つに至ったの 「多様性 の国」イ ンドのあ る IT 企 は、 業の事例を知ったのがきっかけでした。 インドでは今も現実として身分差別が なくなってはいません。しかしそのよ うな中において、ある IT 企業では「一 切の身分差別を行わない」という方針 を掲げ、実力重視で採用や配置・処遇 を行い、職場でも社員同士が身分を意 識することなく協力・協働していると いうことでした。 企業の内部では社会と明らかに異な る価値観(身分ではなく実力、対立で はなく協調、断絶ではなく統合…など) が重視され、そこで働くすべての人に 影響を与えているはずです。そして同 様の方針を掲げる企業が増えることで 徐々にその価値観が社会に広がってい く…そのように考えた時に、企業経営 のコンサルタントとしてDMに取組む 意義が一層明確になりました。 自分の仕事や取組もうとするテーマ
人づくり推進センター
大久保 秀明
と「他者・社会とのつながり」が見え た時に“ 意”は生まれるのではないか と日々実感しています。そのためには “自身の関心を外に開いておくこと”が 必要であると考えます。 仕事以外の場でも視野を広げる出会 「自分 いや気づきがたくさんあります。 だけの狭い世界に閉じこもらないよう に」行動範囲を広げ、自分の“意”を 育てていきたいと思います。
深と新 鳥瞰的視点を養う
SCM 革新センター
加藤 修之
私のコンサルタント信条の1つとして、 「クライアントか らのオファーは、可能な限り受ける」というポリシーがあり ます。もちろん、JMAC は総合ファームのため、あらゆる していく方法を取っています。 弱みを補強するためには、コンサルティング知見を集めた
伸ばしていくイメージです。具体的には、クライアントと調 査テーマに近しい領域でのディスカッションの場を公式・非 公式に持ち、自身の知見の強み弱みを肌で感じ、弱みを補強
その信条を守るために、営業・物流…といったコア領域を 軸に、あくなき領域拡大を目指しています。コンサルティン グ実務で得た知見を基盤として、周辺領域にじわじわと手を
経営課題の解決に取組みますが、私の信条はそういった意味 ではありません。個人としてのスキル・知見の限界の壁を自 ら作ってしまうことが私自身許せないということです。
よ!」と冗談が言えるような、広い知識と深い知見を持った コンサルタントを目指しています。
し、横串を通して乱読する方法をとります。本から得られる 知識は表層的ですが、横串を通すことで、共通する原理原則 が読み取れるため、効率的なエントリー方法と考えます。 「お望みは何でもできますから、僕と契約してください
社内データベースを読み漁り、時には、忙しい先輩を捕まえ て教えてもらっています。特に、ある領域を新規拡大する場 合は、大型ビジネス書店で関連書籍のある棚を一棚全て購入
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