ビジネスインサイツ70
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- データサイエンス型の開発を いかに社内に浸 透させるか
常に新しい価値の創造を目指してきたコニカミノルタ。 デジタル化が急速に進む中、 新たな技術を獲得し競争 優 位に立つには、 技術人材が データサイエンスを駆使すると同時に創造性を発揮する 〝サイエンスデザイナー へ進化する必要がある。
APPROACH
独自の材料開発を進めて 技術の競争力を高める
材料技術に裏づけられたデバイスの開発では、 材料開発を ボトルネックにしないための高効率な手法が必要になる。 新たな手法を社内に浸透させるには協力者が欠かせない。
Predicted Wavelength (nm )
発 光ピーク 波 長 ︵ nm︶ 半値幅 ( nm )
Predicted half-band Width (nm )
R&D _ Case 4
KONICA MINOLTA
コニカミノルタ株 式 会 社
課題
実 現したい 姿を思い 描く 根 気 強く効 用を訴え 続ける 成 果 の出る仕 組みづくり 新しいことに挑 戦 する意 欲
コニカミノルタ株式会社 開発統括本部 要素技術開発センター 価値創造室 インフォマティクスグループリーダー 荒井
健夫
氏
(のちのコニカ) と、1928年「 日 1873年創業の「 小西屋六兵衛店 」 独写真機商店 」 から始まったミノルタが、2003年に統合。現在はオ フィス向けデジタルソリューションや、光学技術などを使い「 課題 提起型デジタルカンパニー」として事業を展開中。材料分野の新開 発手法 〝マテリアルズ ・ インフォマティクス に注目が集まっている。
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