ビジネスインサイツ72
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- ③ JMACが提案するスマート ファク トリーのための32のイメージセル
医薬品製造業 A 社の事例
オープン イ ノベーションを 活性化させる仕組み 効率的・効果的な ODMの仕組み
スピーディーな 新製品立上げの 仕組み 作りやすさ ・ 運びやすさを 考慮した設計が できる仕組み 源流段階で モレのない評価が できる仕組み 顧客要求に 応えながら 効率的に設計できる 仕組み オープン イノベーションを 活性化させる仕組み 多様な製品 バリエーションを 効率的につくれる 仕組み サプライチェーン コストを 抑える仕組み 負荷を適切に コン トロールする 仕組み ( 工数の最大活用 ) 効率的・効果的な ODMの仕組み
部品個体差を 吸収し、完成品 品質を維持する 仕組み
多様な製品 バリエーションを 効率的につくれる仕組み
部品個体差を吸収し、 完成品品質を 維持する仕組み
いつ、どこで 顧客問い合わせに 何をつく らせるか スピーディに 判断できる仕組み 回答できる仕組み ( 機会損失の最小化 ) ( 機会損失の最小化 ) 従業員のスキル差を 個々のスキルを カバーする仕組み 向上させる仕組み ( 人能力の最大発揮 ) ( 人能力の最大発揮 )
需給バランスを 最適化させる仕組み
付加価値時間比率を 高める仕組み ( 工数の最大活用 )
サプライチェーンコス トを 抑える仕組み
需給バランスを 最適化させる仕組み
人のスキルに 依存しない 工場の仕組み
実績データに基づく 改善プロセスが 活性化する仕組み
品質の改竄が できない仕組み
品質コストが 抑えられる仕組み
品質問題の 影響範囲を 最小に抑える仕組み
発生経費の バランスを最適に 管理できる仕組み
脱炭素生産を行う 仕組み
資源循環& 低環境負荷物質 活用生産を行う 仕組み 顧客要望に すべて応える ものづく りの仕組み 納品した製品が 新たな付加価値を 生む情報源になる 仕組み
負荷を適切に コン トロールする仕組み ( 工数の最大活用 )
付加価値時間比率を 高める仕組み ( 工数の最大活用 )
的確にニーズを 把握できる仕組み
製品の安心安全を 保証する仕組み
売りたい方向に 顧客を誘引する 仕組み
高品質であることを 工場が証明する 仕組み ( 工場ブランド化 )
ファンを生む 工場の仕組み ( 工場ブランド化 )
顧客の 潜在的ニーズを 引き出す仕組み
﹁ 新しい工場には︑会社らしさを
﹁ものづくりの現場において︑人
もちろん︑課題は企業により異な
サービスなど︑経営面の課題と工場 次世代工場に
のか︑リードタイム ・ コスト ・ 品質 ・ なデジタル化を実現します ﹂
のか︑サプライヤーと連携できない ーションと結びつけることで効果的
す︒物流拠点はそもそもここでよい クアップし︑具体的な
点課題は会社によって異なるので のイメージセルの中から課題をピッ
から見ていきますが︑解決すべき重
つくるにあたり︑私たちは事業戦略 たえる最適な の仕組みです︒
重視することが重要です︒新工場を
ジタル化するということではない︒
もわかるように︑
材は不可欠です︒前頁の図❷を見て
たい姿を目指すこともできる︒
である︒そして︑組織・階層のあり
まさに﹁ 次世代工場 ﹂ の理想的な姿
析し︑改善に活かすことができる︒
り︑
目指す理由のひとつです ﹂
階層の役割の変化も︑次世代工場を
なるケースもあります︒こういった
課長レベルで意思決定できるように
は工場長が担当していたことも︑部
とができるようになります︒今まで
善活動などに人的リソースを割くこ
時間を割くことができ︑現場では改
プ層であれば長期ビジョンの作成に
変わるのです︒マネジメントのトッ
仕事がなくなるのではなく︑役割が
I o T
は単に工場を自動化︑デ
I o T
化は人間の
今や
︵ 図❸ ︶です︒たとえばスピーディ
﹁ 私たちは多くの製造現場を訪れ︑
T
32
ものづくりの現場に必要な の問題解決
戦略と照らし合わせる必要がある︒
いいのか︑それこそ事業戦略や製造
ている︒自社工場に何を導入すれば
し︑ソリューションも多岐にわたっ
組みなど︑製造現場の困りごとにこ
み︑顧客の潜在ニーズを引き出す仕
業員のスキル差をカバーする仕組
バランスを最適化させる仕組み︑従
な新製品立ち上げの仕組みや︑需給
ートファクトリー・イメージセル﹄
フトする目的ともいえます ﹂
をつくることこそ︑次世代工場へシ
このように課題解決に紐づいた現場
建設を結び付けて考え︑ 設計します︒
仕組み化したものが ﹃ JMACスマ
を見てきました︒それらを整理し︑
これまでかなりの数の課題︑問題点
を導入して何を実現したいか︒こ
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機器のベンダーは乱立
I o T
は大きく貢献
ソリュ
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