ビジネスインサイツ74
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- 取締役
生産コンサルティング事業本部 本部長
取締役
TPMコンサルティング事業本部 本部長
大谷羊平(おおたに ようへい)
石田秀夫(いしだ ひでお)
守田義昭(もりた よしあき)
業務改革を中心に、ガバナンスの強化やリ
スクマネジメントを専門領域とする。近年は
サステナビリティ経営を提唱中。
ものづくりを対象にコンサルティングを実施。
戦略・工場計画・工程設計・現場改善とサ
ステナビリティの同時実現を目指す。
設備開発・設計、設備保全などエンジニアリ
ング領域でのコンサルティング経験を活かし
て脱炭素社会の実現に向けて邁進中。
なってくると思います。
大 谷
と
グループ
が共同で行っている﹁サステナビリ
石田 コロナ禍では、各現場はいろ
いろな工夫をされてましたね。衛生
朝礼を
上の情報などではなかなか得
にくいと思いますが、リアルな事例
く示され、社会も良くなる。そうい
う創意工夫もありますね。
バー全員に落としていくプロセスに
か、そ れ を ト ッ プ か ら 現 場 の メ ン
らしいトレードオンのテーマとは何
どは重要なポイントですので、自社
差したトレードオンのテーマ設定な
る予定です。また、現場の実態に根
進のポイントなども踏まえて紹介す
しながら、サステナビリティ経営推
ティ経営実態調査 ﹂の結果をお見せ
会社になっていく。コロナ禍もその
それが次のやる気につながり、強い
それを解決した現場は評価される。
います。解決すべきことを把握し、
とづいて個人もきちんと評価されて
のは定量的な目標に対する評価にも
ントですね。伸びている会社という
大谷 そのあたりの創意工夫をいか
に引き出していくかもひとつのポイ
日本の現場はさすがだと思いました。
始めたり、環境に即適応するのは、
の才能 ﹂いい言葉で
守田
﹁
すね。さて、今回は 年ぶりのリア
の考え方だと思います。
続成長しない。まさにトレードオン
あります。
﹁
が、
﹁
﹂を選ぶ会社は持
の才能 ﹂という言葉が
ンズ教授が研究・提唱したものです
コンサルタントでもあるジム・コリ
石田 ﹁ビジョナリー・カンパニー﹂
という研究がありました。ビジネス
たかを指標にすべきだと思います。
非常に重要です。
す。
自社に持ち帰り実践する際には、
が納得した解決策を採用していきま
集まって話して知恵を出して、全員
団 ﹂という言葉があるように、人が
守田 どんな事例も一人の天才で
できるわけではありません。
﹁ 小集
装することが重要だと思います。
石田
﹁ 他社はすごい ﹂
﹁ 業界が違
うから自社ではできない ﹂というこ
を持ち帰って、すぐに実践に活用で
きると思います。
ついてもお話しいたします。そして
きっかけのひとつになったと思いま
新横浜プリンスホテル
22,000円(税込)/1名
27,500円(税込)/1名
2023 年1月1日以降の申し込み
『2023ものづくり川柳』入選作品表彰 !
【 共催 】
4
2022年12月31日までの申し込み
20
議論できる仲間と一緒に行うことが
公益社団法人精密工学会
ライフサイクルエンジニアリング専門委員会
O
R
A
N
D
【 参加料 】
ル開催となり、 会場で約 の事例
【 主催 】
3
本フェアにて入選者の表彰を行います
育成もありますね。どれだけ成長し
現場で行っている活動は会社の理念
す。
(横浜市港北区新横浜 3-4)
とではなく、エッセンスを実践・実
に関わっており、それにより会社も
【 会場 】
換算しています。努力がわかりやす
(金)10:00 ∼17:10
(予定)
2023年3月3日
A
N
D
経営者
(生産担当役員)
、生産技術担当者、製造管理者、
改善担当者、TPM 推進担当者、人材育成担当者
2
【 日程 】
守田 どんな戦略も﹁ 実行する人 ﹂
が大事。それが、つまり現場力であ
工場トップから現場第一線の方まで
C
O
ものづくり・現場力事例フェア
り、会社の力ということです。
株式会社日本能率協会コンサルティング
大 谷 ト ッ プ は 方 向 性 を 示 し ま す
が、実行する人が機能することが重
要です。つまり問題解決。サステナ
ビリティ経営においては現場力とは
プログラムの詳細・お申し込みは
こちらのQRコードから
問題解決力で、今後はそれがより求
められてくると思います。
コロナ禍を経た現場のあり方
守田 年近くにわたり経験してき
たコロナ禍ですが、現場は被害を最
小化するマネジメントが必要です。
今後は﹁パンデミック下での作業管
生産革新・現場改善に活かすベストプラクティス
第10回
ントを整理して紹介します。
社会も良くなっていく。それが事業
管 理 は も ち ろ ん、
守田 トレードオンのもうひとつの
だけでなく人材
指標として、
W
e
b
の継続性につながることなどもポイ
2
石田 本フェアでは、現場から経営
側に提案できるくらいのヒントを得
C
O
られると思います。
【 参加対象 】
を 発 表 す る 予 定 で す。課 題 を 解 決
L
I
N
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す る ソ リ ュ ー シ ョ ン は、た と え ば
J
M
A
石田 私が支援しているお客さまの
排出量を必ず金額に
現場は、
J
M
A
C
3
理﹂
もまとめていく必要があります。
Business Insights Vol.74
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取締役
経営コンサルティング事業本部 本部長
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