ビジネスインサイツ74
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INFORMATION
ものづくり・現場力事例フェア開催
テナビリティ」
「 人的資本 」などをテーマに、約20の事例が発表される。 トレードオン へシフトしたものづくり
現場の第一線の改善・改革に光を当てる「ものづくり·現場力事例フェア」。10回目を迎える本フェアでは、
「サス
の現場とは。本フェアの見どころをコーディネーターの3人( 写真左から大谷、石田、守田 )に聞いた。
サステナビリティ経営に
求められる﹁ 現場 ﹂とは
守 田
﹁ も の づ く り・現 場 力 事 例
フェア﹂がスタートしたのは、改善・
改革の第一線である﹁ 現場 ﹂にもっ
と光を当てたい、ということが発端
でした。全社一丸となって未来に向
かうには、現場にフォーカスする機
会が必要だと企画しました。
石田 そうですね。日本は﹁ 製造現
場が強い ﹂とよく言われますが、称
賛される機会がほとんどない。この
フェアは、実際の現場の取り組みを
クローズアップして紹介する貴重な
機会となります。現場における問題
の抽出と改善とはどういうことか、
事例を通じて発表していただきま
す。本フェアは称賛の場でもあり、
学びの場でもあるのです。
守田 今回で 回目となりますが、
新しいパラダイムシフトをお見せし
す。そのあたりも今回のポイントに
こにこそ、現場の知恵が求められま
ドオンにするのはやはり難しい。そ
を下げるといった二律背反をトレー
石田 環境性を担保しながら生産性
を上げる、品質を上げながらコスト
レードオン﹂がテーマです。
す。未来に向け、
課題を残さない﹁ト
リティや人的資本にシフトしていま
げてきましたが、時代はサステナビ
性向上など単一目標の成果を取り上
ます。これまではコスト削減や生産
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