ビジネスインサイツ74
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- 継続して行います。もう 年目にな
り ま す が、研 修 以 外 の 場 で も
はどのように浸透させて
いかれたのでしょうか。
です。文化の異なる海外のグループ
と私と役員がパイロットメンバーと
義・意図を伝えるようにしています。
出ていくことが、
非常にシンプルで、
ことも重要なのです。
ります。社員に意見を出してもらう
解してもらえます。そしてその意見
思います。具体的にはどのようなこ
小澤 組織を重視した経営は、今は
どの企業でも進めているところだと
人材・組織活性のための
具体的な施策
意外と近道なのではと思いますね。
岡本 企業体の意思決定を最終的に
する私たちが真剣に話をすることで
に共感し、
﹁ 一緒につくり上げてい
とを実践されているのでしょうか。
﹁この会社はこうしようとしてるん
こう ﹂と思える人たちと仕事をして
岡本 まずは上司と部下、あるいは
ミーティ
先輩、後輩間での
だ ﹂ということをしっかり社員に理
いくという考え方ですね。
もちろん、
ングですね。導入されている企業も
さまざまな意見を聞き、それが私た
ち︵ 経営層 ︶の意見と逆だとしても、
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Vol.74
「ナレッジワーカー」の日常業務を「チームワーク」を活かした「オープンマインド」で「互いの仕事の中身や思考が見える」仕事の
*技術KI®(Knowledge Intensive Staff Innovation Plan):
スタイルに変えることにより「生産性」と「創造性」を高め、
「組織風土の活性化」を実現するJMACオリジナルのコンサルティングプログラム。
が、
岡本 もちろん額に入れて飾るだけ
ではダメです︵ 笑 ︶
。血肉にするに
企業では確かに難しいものがありま
について話す習慣づけができたよう
を意識
すが、
同様にラウンドアップを行い、
は 業 務 の 中 で、 自 然 に
できること、話し合えるようになる
少しずつ浸透しているところです。
は ま だ 完 成 形 で は な く、会 長
こと。私どもは﹁ラウンドアップ﹂
くつかのレイヤー別に分け、それぞ
なり、できる限り研修に出席し、意
という手法を取り入れています。い
につい
て﹁ビジネスの中でどう活かすこと
れにテーマを設定して
ができるか ﹂という議論を周期的に
多いと思います。それから﹁テック
周囲から愛され、評価され、必要とされる「良き人」の生き方には共通するエッ
センスがある、とTISは定義する。オネストで、オープンで、シンプルであるこ
と。良き人の生き方に学び、良き法人としての、生き方の追求を目指す。
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「OUR PHILOSOPHY」はTISインテックグループの価値観であり、基本理念。TISインテッ
クグループのすべての営みは、このOUR PHILOSOPHYを軸に行われている。この理念を全
社員に浸透させたことが大きな転機となり、持続可能な社会への貢献と、持続的な企業価
値向上が実現しつつある。
1
o
n
1
良き人の生き方こそ
TISインテックグループの生き方
ビジネスとして正しいと判断した場
気取らない
O
P
小澤 やはり経営層が自らその場に
簡潔な
インベストメント﹂
。テクノロジー、
オネスト
合はそちらの方向性を取る場合もあ
分かりやすい
●
寛大な
●
●
率直な
●
●
隠し立てしない
●
シンプル
オープン
の生き方
本物の
●
TIS インテックグループ
公正な
●
誠実な
●
良き人の生き方
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