ビジネスインサイツ75
- ページ: 23
- たものである。
わかった。図❶はその特徴を分類し
日本らしいサステナビリティ経営に
が根づいています。今の日本企業は
して、社会に関わろう ﹄という考え
事業本部は社会・環境価値と経
ダーから支持され応援される企業へ
済価値を一挙両立し、ステークホル
事業開発 ﹂や﹁サステナビリティ経
営診断・脱炭素経営診断﹂
、﹁サーキュ
ラ ー エ コ ノ ミ ー﹂
、
﹁ 製品
❷シン・市民主義経営の全体像
市民主義経営
変革
﹁サステナビリティ経営を実現す
るための市民主義経営には つの側
﹁これは、 の特徴をサステナビ
リティ経営実現のフローに落とし込
取り組むべきベースになるもので、
の変革を支援していきます ﹂
︵ 増田 ︶
-と
が﹃ 現場実態に根差した
″一挙両立 〟
テーマの設定 ﹄となり、右の
ていきます ﹂
︵ 茂木 ︶
新しい価値の創造
市民から歓迎される
市民から支持される
文化の発信者
面 が 必 要 で す。 ま ず、 経 営 で も っ
んだものです。上段の3つが最初に
よって、世界をリードすべきとき。
とも重視すべきは﹃ 新しい価値の創
コンセプトは﹃ 社員の参画機会の創
社
﹂
﹁リスキリング型人材育
成 ﹂など。
﹁ 経済価値と社会・環境価値の″
一挙両立 〟をキーワードに、さまざ
な角度からコンサルティングを行
の課題をクリアし、サステナブル経
営が実現するのです ﹂
︵ 茂木 ︶
社。 サ ス テ ナ
ン・市民主義経営への変革 ﹂に不可
これからのサステナビリティ経
の
営 を 実 現 す る た め に、
コンサルティングにご注目を。
Environment
Society
造 ﹄であること。 つめは、企業は
世界中のあらゆる″市民 〟から歓迎
出と当事者意識の醸成 ﹄です。次に
事業本部では多彩
そ こ で、
なサステナビリティ経営支援プログ
段目。ここは﹃ 自社らしさの追求 ﹄
を示しています。ここまで実現でき
されること。 つめは、企業は市民
によって支持されること。 つめは、
企業は文化の発信者であること。こ
れらは 年近く経った今でも通じる
に進みます。まず左側の
る よ う に な れ ば、よ う や く
ラムを用意。たとえば﹁ 社会課題型
ものがありますが、現在の社会環境
段目
や社会課題を踏まえると、さらなる
グループ
ホールディングス
変革が必要であると考えます。そこ
で、 昨 年
-
材育成を可能にする企業文化づく
と が﹃ 外部との積極的な連携と人
調査 ﹄を行いました ﹂
︵ 茂木 ︶
り ﹄となります。そして、最後に
で﹃サステナビリティ経営課題実態
社に
国内の主要企業約
ア ン ケ ー ト を 実 施。
対 し、
い ま す。 ま た、 各 種 調 査・ 研 修 も
ビリティ経営のヒントとなる、興味
つのコンセ
今回、明らかにした
プトこそが、今の時代に即した﹁シ
%でし
社で実施し
深い結果が示された。
欠なものだと定義した︵ 図❷ ︶
。
ると回答した企業は ・
企業の先にある
より良い社会のために
をコアメッセージとしてコンサル
増田 さやか(ますだ さやか)
た。これらの企業は﹃ 懸念がある/
ティング業務を行ってきた。戦後の
グループ
﹁ 主要事業が 年後も通用すると
思うか、という設問に対し、通用す
有効回答数は
・
L
C
A
SX事業本部
サステナビリティ経営推進センター
チーフ・コンサルタント
転換が必要﹄
と回答した企業と比べ、
いことがわかりました。クロス分析
ものづくりに始まり、日本の製造現
3
J
M
A
C
(写真左)
はこれまで、﹁ 現場主義 ﹂
などを踏まえると、これらの企業は
年度の時価総額平均が高
長期的視点で経営を行っており、﹃サ
場を見続けてきた
には﹁ 日
ステナビリティ経営の先進企業であ
がある。
には元々﹃ 良き市民と
茂木 龍哉(もぎ たつや)
現場実態に根差した
一挙両立 テーマの設定
S
X
(写真右)
外部との積極的な連携と
人材育成を可能にする
企業文化づくり
現状
08
本らしさで、日本の発展を目指す ﹂
という企業
﹁
Business Insights Vol.75
23
る ﹄と結論づけました ﹂
︵ 増田 ︶
そして、これら先進企業の経営を
分析すると、 の特徴があることが
サステナビリティ経営推進センター
センター長 シニア・コンサルタント
Economy
Economy
S
X
J
M
A
H
D
S
X
SX事業本部 本部長 兼
3
4
J
M
A
C
J
M
A
C D
N
A
Environment
Society
05
J
M
A
C
21
日本らしい
サステナビリティ経営ビジョン
シン・市民主義経営への変革に必要な要素
2
10
4
4
3
0
0
0
M
F
C
A
06
2
3
2
0
2
10
10
社員の参画機会の創出と
社員の参画機会の創出と
当事者意識の醸成
当事者意識の醸成
自社らしさの追求
3
04
1 3
04
2
30
J
M
A
H
D
W
E
B
2
0
2
1
- ▲TOP