ビジネスインサイツ JMAC40周年記念特別号
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- 事業部門との関わり方では︑﹁直 経 営 計 画 の P D C A 管 理 部 門︑
今回の実態調査では︑経営企画
経営企画部門の所属期間は 〜
年代層は︑ベテラン層︵
4
経営企画部門の 関わり方
5 4
られます︒
材を柔軟に配置していく傾向が見
数の回答があり︑課題に応じた適
たが︑外部即戦力の採用にも一定
レート他部門からとさまざまでし
えます︒配属は事業部門やコーポ
での流動性が高い部門であると言
程度見られました︒比較的短期間
を占めました︒これは︑以前に比
事業ポートフォリオの入れ替え、 資源配分方針の策定 カンパニー制などの組織改革 ・戦略提携 M&A 予算編成 ・予算管理 事業再編・再構築 単年度組織体制企画 コーポレートガバナンス ・諮問委員会対応 グループ子会社の計画・管理 新規事業開発
接交流を頻繁に行う ﹂などが多く となりました︒
経営企画部門 機能主担当ランキング
中期経営計画・ 中期方針策定 中長期ビジョン策定 ・浸透 経営理念 ・経営方針・行動指針、 社是・クレド浸透 経営会議・取締役会の運営・事務局 モニタリングの仕組みの企画・運用 KPI設定、
ト項目で回答してもらいました︒
ているのかを︑定性的なアンケー
子会社︑社外とどのように関わっ
部門が︑経営トップ︑事業部門︑
業にと限られました︒
一方で︑外国人の登用は一部の企
進んでいることがわかりました︒
代 ︶を中心に幅広く︑女性活躍も
3
経営企画部門の人材
年が 割ほど︑ 〜 年が 割
2 3 3
4
40 50
〜
経営計画推進
事業戦略実行
会社変革遂行
3
部分担当
主担当
部分担当
未担当
部分担当
主担当
未担当
主担当
未担当
79% 77% 73% 67% 59% 58% 54% 53% 53% 50% 48% 42% 39% 38% 20% 40% 60% 80% 100%
決算説明会 ・ 株主総会等の企画・運営
36% 35% 33% 31% 29% 29% 28% 27% 26% 26% 26% 24% 23% 23% 20% 40% 60% 80% 100%
ESGに関わる課題推進
投資家向けのディスクロージャー活動 リスクマネジメント BCP 策定・ ・ ICT DX 推進 調達など) の横串管理 機能拠点間 (営業 ・生産 ・SCM・ 働き方改革 ・組織改革 ・風土改革 ブランドマーケティング 純粋持株会社 (HD) の立場からの グループ事業会社等への投資企画 海外現地法人の管理 グローバルの事業企画・管理、 クライシスマネジメント 外部監査 コンプライアンス、 内部監査、 グローバル展開・海外事業推進 オペレーション改善・BPR
0%
0%
4
①事業部門とは、 直接交流を頻繁に行う ②事業部門から定期的 ・ 定型的な 報告を受けて整理する ③事業部門の活動や課題を分析 ・ 評価し、 全社的立場から提案 ・ 意見する ④事業部門の不足する情報や専門スキルなどを 把握し、 何らかの手段にて提供し、 支援する ⑤問題を抱える特定の事業部門に自ら 深く関与し、 再構築などの問題解決を図る
事業部門への関わり方 増益 G・ 減益 G比較
増益 G
62% 27%
減益 G
51% 30%
53%
26%
44%
31%
45%
37%
36%
43%
39%
33%
28%
38%
40%
あてはまる
39%
ややあてはまる
27%
あまりあてはまらない
37%
あてはまらない
社内だけでなく社外へもさまざ
経営企画部門の目指す姿として
︵ 図❹ ︶ ︒
3
がありました︒増益Gは事業部門
多くの﹁あてはまる ﹂という回答
などの問題解決を図る ﹂で︑より
業部門に自ら深く関与し︑再構築
援する ﹂ ﹁ 問題を抱える特定の事
し︑何らかの手段にて提供し︑支
る情報や専門スキルなどを把握
﹁ 事業部門の不足す 増益Gでは︑
益Gは︑社外に対してより積極的
まな関わり方が見られますが︑増
に深く関与していると言えます
の推進統括部門︑ 会社変革 ︵ CX ︶
今回のアンケートの中でのトップ
益 G︑ 減 益 G で 分 け て み る と︑
てきている傾向と見られます︒増
べ︑経営企画部門の役割が変わっ
ました︒
な関わりをしていることもわかり
5
経営企画部門の 目指す姿
は︑少数精鋭の課題対応部門︑
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