ビジネスインサイツ JMAC40周年記念特別号
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- JMACが 周年を迎えた2020年︑ 新型コロナウイルスの発生は︑世界に大き な衝撃を与えました︒今までとは違う日常 に対応せざるを得ない日々が続いていま す︒コロナ禍が過ぎた後︑世の中にどのよ うな変化が生まれるでしょうか? すでに働き方や働く場に変化が出てきて います︒あっという間にリモートワークが 進展し︑出社せずに定型業務を遂行する企 業が急増しました︒また︑働く場は会社︑ 自宅︑サテライトオフィスといったように 選択肢が広がっています︒一方アイデア出 しやオープンイノベーションの取り組み は︑リアルで会う場が必要という声も多く 聞かれています︒また︑さまざまな業界で ビジネスモデルの変化を求められる可能性 があります︒たとえば一極で生産してグ ローバルに展開するといったモデルではな く︑地産地消のモデルに変えていかざるを 得ない業態も出てきています︒ このように︑大きな変化が従来とは比較 にならない速さで迫ってくる環境にあると 言えます︒こうした環境の中で﹁ 未来をつ かむ ﹂ために︑われわれは何をすればよい のでしょうか? 過去の経験や自社の側面だけで変化を捉
えるのではなく︑多元的な視点で変化を捉
え︑俊敏に対応することが求められると思
います︒変化を捉えると同時にコアコンピ
を持ち︑未来における自社の立ち位置を明
未来をつかむための 新たなマネジメント手法を構築する
がら変化に対応する取り組みが必要と考え
蓄積をもとに、 より良い未来へ
ます︒場合によると今までの発想を大きく
取り組みの延長線上にはない未来を構築し
なければならない場合もあるはずです︒
こうした取り組みの中では︑今までに経
験したことのない課題も出てきます︒従来
の対処法では解決できない課題です︒私た
ちJMAC はクライアントのみなさまが
抱えるさまざまな課題を先取りして︑その
課題を解決するための新たなマネジメント
手法を構築し︑提供する活動を今まで以上
に強化していきます︒円高対応︑バブル崩
壊︑リーマンショック︑大震災など多くの
困難をクライアントのみなさまと一緒に乗
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り越えた︑そして歩んだ 年です︒ 年歩
み続けられたことをクライアントのみなさ
まに感謝するとともに︑これからもみなさ 続けてまいります︒
まと一緒に未来をつかむ活動を精いっぱい
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鈴木 亨 (すずき とおる)
リセットする必要もあるでしょう︒従来の
日本能率協会コンサルティング 代表取締役社長
示し︑一方で短サイクルでローリングしな
K U Z U S
タンスを大事に長期視点に立ったビジョン
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JMAC 40th Anniversary
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