脱炭素社会へ転換させる社会的ティッピングポイントに関する意識調査
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- Ⅲ 提言
本調査報告書は⽇本初のティッピングポイントに関する調査であり、⽇本の社会を
動かすために有効活⽤すべきと考える。
(1)今回の報告をJCI、JCLP、経団連、経済同友会など広く産業界に周知する。
(2)⽇本のSTP事例を収集、分析、評価する。
(3)海外のCTP/STP事例の調査団を派遣し、現地でシンポジウムなどを開催する。
(4)今回の報告書をベースにして、公益財団などから予算を獲得してさらに本格
的な意識調査を⾏う。
(5)国内でCTP/STPのシンポジウム・研究会を⾏う。
(6)CTP/STP時代におけるサステナブル経営のあり⽅について検討する。
最新の研究によれば2030年代には夏の北極海氷の消失は確実となり温暖化が
加速し、膨⼤な⼈的犠牲が発⽣することが避けられなくなる。
東京⼤学名誉教授
⼭本
良⼀
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