- 生産コンサルティング事業本部
「現場起点の農業改革」をテーマに、自由な風土でやりがいをもって取り組む
チーフコンサルタント
柳沼草介
新卒入社
[学歴]東京大学大学院 農学生命科学研究科修了
[新卒入社]2017年入社
JMACに入社を決めた理由
現場をよくする、現場から変えるという強い想いを感じた
私は、「農業分野に貢献したい」という漠とした思いで就活をしていました。官公庁や商社などへもアプローチしましたが、業界全体の問題解決に取り組むにしても、農業現場の実態はどうなっているのかを知ることが大切だろうと思っていました。とある農業系の展示会でJMACアグリビジネスコンサルティングの活動を知り、その後、アグリビジネスチーム(研究会)のリーダーと面談した際に、「現場の改善を積み重ねることで儲かる農業を実現できる」「まだまだ農業生産現場で出来ることがたくさんある」「現場の先に、より俯瞰した観点で農業界の改革がある」、という強い想いに惹かれ、ここであれば自分のやりたいことができると感じ入社を決めました。
今やっている仕事
農業生産現場を起点に、業界軸で幅広く経営改革や実証事業を推進
メインは、農業経営者や生産現場で働く人と一緒に、様々な経営課題の解決に取り組むことです。課題解決のテーマは、現場作業(例えば収穫作業など)改善による労働生産性向上、環境データ駆動型栽培管理による反収(収穫量)向上、各種データを活用した農業経営マネジメント基盤の構築、収益改善の実行計画策定と実行支援、など多岐にわたります。また、官公庁や地方自治体と一緒に、地域全体の生産量を維持向上するための施策検討や、スマート農業の社会実装の推進、農業機械シェアリング実証等取り組みや、フードバリューチェーン産業(流通、資材、食品製造)の各種経営改革などにも取り組んでいます。いつも何らかの新しいテーマを頂いて、そこにチャレンジし続けてくのは大変ではありますが、改革方向性を示して終わりではなく、「現場が変わった」「成果が出た」「やってもらってよかった」といった現場の声を聞けることが大きなやりがいです。
次にチャレンジしたいこと
日本の農業経営マネジメントレベルの底上げと新しい農業ビジネスモデルの展開
多くの農業経営の現場を経験し、まだまだ経営者と現場で改善できることはたくさんあると感じています。これからも一つ一つ、農業経営者の困りごとに寄り添って課題解決を積み重ねていくとともに、経営成果につながる農業経営マネジメントの考え方を体系化して発信していくことで、日本全体の企業的農業経営のレベルアップを図っていきたいと思っています。また、変化変動の多い農業経営においては、どうしても個社の取り組みでは、経営改善が難しい部分もあります。そうした問題に対しては、より俯瞰した目線で、地域やフードバリューチェーン全体として、誰がどうリスクをとって食料生産を維持していくのか、ということについても研究しつつ、自ら実践的に新たな農業ビジネスモデルづくりに取り組んでいきたいと思っています。
JMACの良いところ
現場から戦略までそれぞれの領域のプロフェッショナルとともに、「やりたいこと」軸で幅広い経験を積ませてもらえる
私は入社時から「農業がやりたい」と言ってきました。その結果、所属するチームの「生産」領域のテーマだけでなく、農業関連産業の「中計策定」「新事業」「物流改革」など様々なテーマのPJTにアサイン頂き、各テーマの専門領域の先輩方と一緒に経験を積ませてもらいました。「現場を知りたい」と思って入社しましたが、「現場しか知らない」ということでもいけないと思っていたので、これは大変ありがたい経験だと感じています。現場の改善の積み上げがどう経営的な成果に現れるのか、逆に戦略的な方針転換がどう現場に影響し受け入れられるのか、というように経営全体を、ミクロマクロに実態感をもって捉えられるのも、JMACの強みであるのではと思っています。
入社を検討中の皆さまへ
少しでも興味を持っていただいた方は、ぜひJMACコンサルタントと面談を申し込んで頂いて、自分のやりたいことが出来そうか、やりがいをもって仕事が出来そうか、人となりを感じてもらえればと思います。仕事の中身、働き方、一緒に働く人、会社の制度など、重視するポイントは人それぞれだと思いますので、いろいろな観点で質問をぶつけてみて、納得出来るかどうか、確かめてみるのが良いと思います。他の方も書いているように、様々な面でかなり自由度が高いJMACですが、数百人規模の組織として活動しているというところもユニークだと思います。組織としてのノウハウや安定性も享受しながら、その中で個として自由な環境を存分に利用して、成長を楽しめる方が向いているのかなと思います。