ビジネスインサイツ70
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- R&D _ Case 2
YAZAKI CORPORATION
事 業 成 果 創出に向けた 矢崎 流 MOT による人材 育成
事業を牽引するリーダーはどの企業でも不可欠だ。 自社の技術で勝負していくために、 必要な MOT* の考え方を学ぶ、
11年続く矢崎 総 業独自の人材育成プログラムにフォーカスする。
(技術経営) *MOT = Management of Technology
APPROACH
第一線の技術者が 事業を動かせる人材に
これまでの 「 個人の技 術を磨く」 という体 制から、 お客さ ま視点での先行開発 企画へ。ビジネスの核は、 魅力的な 先行提 案ができる人材の育成にある。
矢崎 総 業株式会社
課題
魅力的な先行提案ができる人材の育成 人材や 技 術リソースの 有 効 活 用 お 客さまニーズとの融 合 自社の MOT 必 須 項目の理 解
矢崎総業株式会社 技術開発室 リソースセンター 教育評価部 第一HRD チームリーダー
平井 亮子
氏
車の電気や通信を通すためのワイヤーハーネスで世界トップクラス のシェアを持つ矢崎総業。主力の自動車機器をはじめ、生活環境機 器、新規事業の3本の柱でグローバルに事業展開を行っている。リ ソースセンター 教育評価部は、人材や技術など自社が持つリソー スを有効活用し、お客さまにとって価値ある商品を、スピード感を もって開発するための 「 人材育成 」 をミッションとしている。
Vol.70
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