ビジネスインサイツ70
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- R&D _ Case 5
生産技術部のある土浦工場。
1956 年に稼動を開始した総合
製造工場だ
Mitsubishi Corporation Life Sciences
小規模チームで 多様な仕事に立ち向かう
企業の合 併統合により人事編成が目まぐるしく変わる中で、 組 織改革に着手。 利益改善、 業務 効率化……目に見える成果はどのようにして生まれたのか。 協業体制が定着した。 約 2 年の取り組みで新規事業への参入が増加し、
APPROACH
生産技術グループの弱みは 人的環境から変えていく
既存設備を前提としたプロセス改善が優 先されるなか、 手薄になりがちな 3 つの課 題に着手。 ノウハウの消失な ど、 将来を見据えると深刻な問題に取りかかった。
三 菱 商 事ライフサイエンス 株式会社
課題
新 規 分 野 へ の取り組みが 弱い グル ープ 内の 協 業 体 制が 不十 分 仕事 の属 人化
三菱商事ライフサイエンス株式会社 戦略企画部 マネジャー
宮垣 太郎
氏
三菱商事フードテック、 2019年4月、 MCフードスペシャリティーズ、 興人ライフサイエンスの3社を事業統合し、三菱商事ライフサイエ ンスとしてスタート。調味料をはじめとする食品素材やニュートリ ション事業など、食と健康分野における新たな価値創造をミッショ ンとする。生産技術部プロセス開発グループは新規事業にかけられ る工数不足などが課題となっており、組織改革に着手した。
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