ビジネスインサイツ70
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- 川崎大師の近くに建つ「クライアント・イ ノベーション・センター(CIC) 」 。建物の 形は、神経細胞、ニューロンをイメージ
R&D _ Case 1
AJINOMOTO
「技術の棚卸し」 から始まる新しい
事業を発展させるために、 活かせる自社の強みは何か。
価値のオープンイノベーション
APPROACH
それを具体的に、 効果的にビジネスに活かす方法を理 解しているか。 自社の技術を俯瞰、 活用し直して新たな事業を生み出すには。
事業成長の鍵を握る 自社の技術を見える化
味の素の事 業の 基 盤を担うのは、 先 端 バイオ・ファイン 取り組んだのは 「 技 術の棚卸し」 作業だ。 技 術。その強みを生かし、 新たな事 業を生み出すために
味の素 株 式 会 社
課題
A S V * を 通じた 価 値 創 造
社 内 技 術の見える化 技 術の 事 業 化 継 続 的イノベーション
*Ajinomoto Group Shared Value
味の素株式会社 バイオ・ファイン研究所 次長 兼 価値共創グループ長
宮地 保好
氏
食品メーカーとしてグローバルの知名度を誇る味の素。事業は食品 事業とアミノサイエンス事業の2 本柱。売上高は1兆274億円、世界 トップクラスのアミノ酸メーカーでもある。R&Dにも注力し、研 究開発要員は世界中で約1,700名。研究者が主体となり、企業間連 携して新しい価値創造を行うオープンイノベーションは中期経営計 画の骨子でもある。同社が推進するオープンイノベーションとは。
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