ビジネスインサイツ74
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- した理由を話してくれた。
﹁マネジャークラスにもっと理解
させて、従業員につなぐ必要があり
ます。レベルの高い研修プログラム
さんに
を探しているところ、これまでもお
付き合いのあった
ちょうどいいのがあるじゃないか、
と。話を聞いてみると一般的な知識
教育に留まらず事業に結びつける実
が ら の は じ ま り と な っ た が、次 第
に慣れてくると議論の声が大きくな
る。電卓を抱えながらさまざまな可
能性を探すグループ、ホワイトボー
ドにシミュレーションの数字を書き
込んでみんなでにらめっこするグ
ループなど、スタイルはさまざまだ
が研修会は活気でみなぎってきた。
せっかく順調に来ていたところにラ
コーポレートセンター、サステナ
ビリティ推進部、法務・知財部兼環
まずはやってみようと ﹂
すきを渡していくみたいな流れがで
出す立場になる。先輩から後輩へた
者ですけれども、何年後かには送り
した。今回の選抜者は、いまは受講
新任管理職の若手を中心に選抜しま
① 事業活動
のは次の 点。
プレイヤーが各ラウンドで検討する
︻ 各ラウンドで行うこと ︼
ループに分かれて得点を競う。
今回は1グループ 人で組み、 グ
︻プレイヤー︼
分 経 っ て 終 了。 各
およそ
グループの﹁ 社会ポイント﹂と﹁ 環
る。
ち。ちなみに指令に出される事例は
アルな展開に没入していく参加者た
える、あるいは追い風になるグルー
指令によって次の事業展開に頭を抱
ウンドが変わると配られたカードの
境管理部の近藤美穂さんもゲーム方
きればいいですね。ただ今日があっ
﹁ 社内のどの部署に ﹂
﹁ 何人 ﹂割り
境ポイント﹂を挙げる。マイナス点
め、応援される企業を目指す。
式に関心を寄せた一人。
たから、いきなり何かが変わるわけ
当てるかを検討する。割り当てる人
所や工場から集められた 名です。
教 育 と い っ て も、
﹁ 単に
他にいろいろとありましたし、ご提
ではありません。今日という日がま
数や部署によって効果が変わるとこ
実際に起こったことを基にしてい
覚 な ど、私 た ち の ニ ー ズ に 合 っ た
ジ ネ ス の 関 係、両 者 の バ ラ ン ス 感
していくうちに、自然と知識が深ま
に。
ろが事業戦略のシミュレーション
で終わったグループもあり、その難
遊び心という要素が三つそろってい
運営する。一流企業として認められ
プレイヤーは経営者となり、企業を
︻ 目的 ︼
された。
ろに。
業活動とのバランス感覚が悩みどこ
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G
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と﹁ 環境ポイント﹂の各1位、それ
しさがうかがえる。
﹁ 社会ポイント﹂
ればよいなと願っています ﹂
活動
活動を実施するか ﹂を検討する。何
るのが決め手になりましたね ﹂
るには売上だけでなく
友貴の指導のもと、次のように開催
② 改善活動/
コンテンツは見つかりませんでし
のサスマネは ︶さら
にカードゲーム方式で楽しみながら
、ビジネス、
こうして採用が決まり、開催日を
迎 え た こ の 日、コ ー ポ レ ー ト セ ン
取り組みも必要。事業を行いつつ、
も実施しないという選択も可能。事
ター、人事部の小山真弘さんは体感
リアルな展開で
活気ある研修会に
型カードゲーム研修﹁サスマネ﹂に
売上を効果的に投資することで﹁ 社
の
次のような期待を寄せていた。
行えるという、
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ゲ ー ム が 実 施 さ れ る と、初 見 の
ゲームということもあり、戸惑いな
「サスマネ」研修の
ポイント
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会ポイント﹂と﹁ 環境ポイント﹂を高
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﹁ 研修参加者は本社や各地の事業
KEY WORD 2
た。
︵
事業活動で得た資金を活用し﹁どの
企 業 に 求 め ら れ る、
プ。シミュレーションとは言え、リ
案もいただきました。ところが今の
ず第一歩。他所の部署の人と交流を
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持ち、連携を取り合うことを繰り返
践的な研修でコスパもいい。じゃ、
写 真 上から執行役 員・葛岡英一さ
ん、近藤美穂さん、小山真弘さん
とビ
20
こうした期待を持って研修会は
の コ ン サ ル タ ン ト・ 河 合
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SDGs 活動の最新事例をカードで学べる。
カリキュラムは座学
(3時間)
、ゲーム
(3時
間)∼
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Vol.74
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