ビジネスインサイツ JMAC40周年記念特別号
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- 経営者が考えるグレート ・ リセット
YUZURU MATSUDA
何かを見つめ直すチャンスです︒
伝えています︒ 松田 JMAC の鈴木さん︑全 体を通じて︑いかがでしたか︒
社会全体が一旦立ち止まり︑
公益財団法人加藤記念バイオ サイエンス振興財団 名誉理事 農学博士
会社の組織を見直し︑ 価値のあるものは
うに︑プロジェクトの中で人材育 成ができるという点は︑思い起こ す事例が多くあり︑納得いたしま した︒そして大谷さんがおっしゃ った﹁グローカル﹂ ︒それぞれの
逆境こそイノベ ーショを 起こせるチャ ンス
JMAC 鈴木 IIJ の鈴木さ
んにご指摘いただいたように︑世 界には 億人いるわけですから︑ 億の発想ではなく 億の発想が
松田 今回のコロナ禍は︑企業が
変革していくまたとないチャンス
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拠点の人材に任せていく︒ただし
です︒まさにグレート・リセット
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経営理念をすべてのベースにして
の機会です︒社会全体が一旦少し
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必要だと改めて思いました︒ 一方︑人材育成の面では︑オカ ムラの中村さんがおっしゃったよ
いくという点は︑日本企業がグロ ーバルビジネスを推進していく一 つのカギになると思います︒
立ち止まり︑自身の会社の組織を
見直し︑本当に価値のあるものは
何かということを見つめ直し︑持
(まつだ ゆずる)
続可能性︑サステナビリティ︑レ
ジリエンスを考えていくチャンス
ではないでしょうか︒
中井 皆さま︑ありがとうござい
ました︒では最後に感想をひと言
ずつお願いできますでしょうか︒
中村 コロナ禍を前向きに捉える
としたら︑今までのやり方を壊す
チャンスだという点です︒大きい
変化があると︑必ずその裏では新
1977 年東京大学大学院博士 課 程 修了、協和 発 酵工業 株 式会社 (現・協和キリン株式 会社) 入社。 2000 年執行役 員医薬総合研究所長。2002 年常務取締役総合企画室長。 2003 年 代 表 取 締 役 社 長。 2012 年相談役。公益財団法 人加藤記念バイオサイエンス 振 興 財 団 理 事 長 に 就 任。 2015 年 JMAC エグゼクティブ クラブ座長に。
松田 譲 氏
JMAC 40th Anniversary
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