QC7つ道具
品質管理では、経験や勘に頼るのではなく、「データでものをいう」方法が重要視されている。QC7つ道具は問題解決の過程で事実を把握するための手法であり、以下の手法がある。
- グラフ
- パレート図
- 特性要因図
- ヒストグラム
- 散布図
- チェックシート
- 管理図
3.特性要因図以外は、数値で得られるデータ(数値データ)の処理を対象とする手法である。
1950年代アメリカのデミング博士が品質管理の考え方や統計的手法を日本に伝え、1960年代には日本中に広まり、現場で製品をつくっている人も統計的品質管理(SQC)を実践した。そのときに品質管理を実践するグループ活動として、QCサークル活動が盛んになり、QC7つ道具を用いて統計的品質管理を実践して品質を管理、改善していった。
QC7つ道具は各種の統計的手法を現場の実務に適用し使えるように、簡単な道具として手順化されたものである。
(文責:星野 秀子)
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