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2019年度 機械保全技能検定「試験対策セミナー」を受付中です
日本能率協会コンサルティング(JMAC)は、国家検定「機械保全技能士」の試験対策セミナーの受付を開始しました。
本講座は、「機械保全技能検定」の機械系保全作業・電気系保全作業・設備診断作業を受検する方、社内講師・インストラクターの方を対象として、過去の出題問題を徹底的に分析し、試験の傾向と合格点を獲得するためのポイントを、技能教育エキスパートである講師陣がオリジナル教材をもとにしてわかりやすく解説します。
電気系・実技講座(定員14名)では、教材を本試験と同じ環境でそろえて実習を行うことにより、合格するための実力を高めていただく人気の講座です。電気系・実技講座は定員が少ないため、例年早期に満席となりますのでお早めにお申し込みください。
【機械保全技能検定とは】
- 厚生労働省所轄の「技能検定」制度(全130職種:2019年7月現在)のなかの1つの職種で、1984年から実施されており、工場の設備機械の故障や劣化を予防し、機械の正常な運転を維持し保全する能力を持つ者を認定する国家検定で、合格すると「機械保全技能士」の資格が与えられます。
- 当初は機械系保全作業のみでスタートしましたが、設備の高度化に伴い、1991年に電気系保全作業が、1999年に設備診断作業が追加されました。
- 機械保全全職種は(1)機械保全作業、(2)電気系保全作業、(3)設備診断作業の3つに分類されており、それぞれに1級(上級技能者向け)・2級(中級技能者向け)・3級(初級技能者向け)が設定されているほか、作業分類のない特級(管理者または監督者向け)が設けられています。
- 開始当時の受検者は2,000人ほどでしたが、近年は30,000人以上の受検者を有するほどになりました(特級、3級を含む)。これは厚生労働省所管の技能検定のなかでは2番目に多く、モノづくりの第一線で活躍される方が、広く取得すべき資格として高い人気があることがわかります。
- 「機械保全」とありますが、企業内の専門保全や保守担当のエンジニアだけでなく、運転・製造担当の方の受検も多く、企業内において、「モノをつくるだけの人」ではなく、「設備・構造がわかる・異常に対処できる人」、「モノをつくる設備を管理できる人」へのニーズが高まっていることの表れとも言えます。