食品:E社
- TPM®
- 食品・飲料
企業概要
E社は多くのグループ企業を有する大手食品メーカーです。
活動の目的・ねらいと成果
食品の品質とおいしさへの独自のこだわりを持つE社では、現場でも「安全・安心・美味」の実現のための生産革新ツールとしてTPMを導入、現在も継続して活動しています。TPMはものづくりそのものとの考えで、本社主導ではなく各工場が自主的に導入を判断した点も同社の特徴です。こうして各工場にJMACコンサルタントが支援に入り、E社のTPMが構築されていきました。
E社の生産革新の方針とTPMの方向性が合致したものとなり、これが継続の秘訣になっています。とくに現場活動の主軸でもある「自主保全」は、終わりのないレベルアップとして再スタートするなど、継続とレベルアップの仕組みも機能しています。また新人や新任者のためのTPM教育制度も整備され、「断絶」が起きない仕組みもできています。
「継続は力なり」のとおり、E社の各現場では食品の大敵である微生物の発生やさまざまな不具合をなくし、故障・チョコ停の削減、品質向上にも大きな成果を上げています。
関連コンサルティング・サービス
生産・ものづくり・品質
生産現場の人、設備、材料、製造方法とマネジメントシステムを改善して生産性向上をはかります。生産現場は製品特性や製法により多種多様の特性を持つ複雑系です。そのため私たちは、現場でじっくり見て聞いて、フィットする特別な改善プログラムを作ることから仕事を始めます。少しだけ時間はかかりますが、そのことは現場力を高め、現場の一人ひとりが成長を感じられる魅力的な職場になることを知っているからです。