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NEDO調査事業で「スマートマニュファクチャリング構築ガイドライン」の策定をJMACが実施
製造現場のダイナミック・ケイパビリティ強化施策と今後の普及に係る調査事業
日本能率協会コンサルティング(JMAC)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による「5G等の活用による製造業のダイナミック・ケイパビリティ強化に向けた研究開発事業/製造現場のダイナミック・ケイパビリティ強化施策と今後の普及に係る調査事業」を受託いたしました。
テーマ名
製造現場のダイナミック・ケイパビリティ強化施策と今後の普及に係る調査
事業概要
2020 年初頭からの新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、我が国製造事業者の多くがサプライチェーン寸断リスクにさらされるなど不確実性が益々高まる国際社会の中で、我が国製造業の進むべき方向のひとつとして、ダイナミック・ケイパビリティ論が注目されている。
NEDO では、2021 年度より「5G 等の活用による製造業のダイナミック・ケイパビリティ強化に向けた研究開発事業」(以下、「5GDC 事業」とする。)を開始し、製造現場において、 5G 等の無線通信技術の活用により、柔軟・迅速な組換えや制御が可能な生産ライン等の構築や、IT/OT のシームレスなデータ連携によるサイバーフィジカルシステムの構築を通じて、工場の自律的かつ全体最適な稼働を可能とすることで、不測の事態においても柔軟・迅速に対応できる「企業変革力」(ダイナミック・ケイパビリティ;以下「DC」と記載する。)の強化を目指す取組を行っている。
本調査では、我が国ものづくり企業の DC の強化に向け、我が国における現状と目指すべき方向性、評価指標、業種や規模別の導入事例等をまとめ、スマートマニュファクチャリングの指針(ガイドライン)として整理する。
また、本指針より、強化すべき事業領域、取り組むべき研究開発課題を再定義するとともに、具体的な戦略に落とし込み、我が国ものづくり企業の今後の課題解決につなげていくことを目的として調査を実施する。
事業期間
2023年度~2024年度