建設:Z社
- 現場デジタル改善
- 建設
スピーディな実態の見える化で実現した改善策の即時有効性検証
支援テーマ
導入分析ツールを用いたフォークリフトの適正台数設定
取り組みの背景とねらい
事業所では、場内にフォークリフト20台・資材入出庫担当者30名が配置されていた。全社生産性向上活動の一環としてフォークリフトの台数適正化に取り組んだものの、全20台のフォークリフトの稼働状況や動線を逐次把握することは困難であった。
そこで、ビーコンを場内に設置し、乗務員にはスマートフォンを受信機代わりに作動させてもらうことで、その実態の可視化にチャレンジした。
プロジェクト推進体制
取締役、事業所長、担当課長、改善担当者
成果
20台のフォークリフトの時間帯別稼働率や動線を可視化することで実態を定量的に認識できるようになった結果、停滞していた台数適正化の議論が活性化し、4台(20%)の削減を決定した。
成功のポイント
従来の断片的なデータ分析ではなく、継続的にデータを収集・可視化できた点にある。
3台減らしたらどうなるだろうか…4台減らしたらどうなるだろうか…
改善策のトライ&エラーを繰り返しながら検討・即座に影響度評価をすることで、全員が納得感を持って施策を実行できるようになった。
※本事例は許諾を得て掲載しています
関連コンサルティング・サービス
DX/デジタル推進
デジタル技術の進化のスピードと関連技術がもたらす爆発的な可能性はもはや疑いの余地はありません。今後ユーザーに問われるのは、多くのサービスから自社にとって最適な選択を行い、使いこなす力です。 経営者、マネジャー、社員一人ひとりそれぞれの立場で、今そして将来何が課題となるのかを洞察する力、これがDX成功の原点であるとJMACは考えます。デジタル化による変革(=DX)の可能性は、現場から経営レベルまで、あらゆる場面に広がっています。 新しいデジタル技術の進展により、今まで不可能だったことがブレークスルーにより実現できるかもしれない。JMACはそんなDXを支援します。