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【公募案内】平成30年度 食品製造業 設備導入費&コンサルティング費補助に関する二次公募のご案内
日本能率協会コンサルティング(JMAC)は、このたび農林水産省の「平成30年度 食品産業イノベーション推進事業」に関して、二次公募を実施します。
本事業では、食品製造事業者の生産性を3%以上高めることを目的として、2つの補助事業を行います。
①革新的技術活用実証事業
設備の導入(新規設備等)にかかるコスト(導入設備費、設備導入・設置に関するエンジニアリング費など)の最大2分1を補助いたします。
※食品製造業界の先進的な取組み事例となる、ロボット化、ICT・AI活用などの設備導入を促進します。
手作業部分の機械化・自動化、データの自動読み取りによる入力の効率化、画像認識による検査時間の短縮などの取組みを応援します。
②業種別業務最適化実証事業
設備導入を行わず、製造ラインの改善を通じて、生産性向上を進めるためのコンサルティング費用を補助します。
※専門家による改善指導を通じた、生産性向上活動を応援します。
国内すべての食品製造事業者が候補となりますが、公募要領に沿った書類の提出が必要となります。
提出された書類を、審査委員会で審査して採択事業者が選定されます。
公募説明会 動画
「平成30年度 食品製造業の設備導入費補助、およびコンサルティング費補助の公募説明会」はすべて終了しました。
説明会の動画を以下に公開します。
※動画の説明の中で、期間の説明がありますが、二次公募では、応募期間が2018年8月31日、事業報告が2019年2月15日となりますので、ご注意ください。
【動画1 食品製造業を取り巻く課題】約26分
【動画2 事業の概要・公募要領】約26分
公募概要
■公募事業
①革新的技術活用実証事業(補助率2分の1以下)
補助金上限 12,000,000円/社
※食品製造業界の先進的な取組み事例となる、ロボット化、ICT・AI活用などの設備導入を促進します。
手作業部分の機械化、自動化、データの自動読み取りによる入力効率化、画像認識による検査時間の短縮などの取組みを応援します。
②業種別業務最適化実証事業
補助金上限 5,000,000円/社
設備導入を行わず、製造ラインの改善を通じて、生産性向上を進めるためのコンサルティング費用を補助します。
※専門家による改善指導を通じた、生産性向上活動を応援します。
■採択企業数:複数社
採択企業数および導入設備などで判断いたします。1社当たりの金額をお約束するものではありません。
■公募期間
2018年7月25日(水)~ 8月31日(金)
■公募締切
2018年8月31日(金)17:00 必着 (郵送、宅配便受領のみ。窓口への持参不可となります)
■資料提出先
〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22 日本能率協会ビル7F
株式会社日本能率協会コンサルティング 企画営業本部 寺脇悟 宛
■配布要項、記入様式について
募集要項には公募に関する申請事項が記載されています。詳細は、説明会動画をご確認ください。
※記入様式には、申請提出に必要な事項をご記入ください。記載もれのないように、必ずすべての項目についてご記入ください。
※文章量等が多い場合は、ページを増やしていただいて構いません。また、文章のみで表現しにくい、図表フローチャート、イラスト等があったほうが内容がわかりやすい場合は、パワーポイントやエクセルで作成していただいても問題ありません。ただし、記載する項目順や、項目表現は変更せず、様式に沿って事業計画書を作成してください。
よくある質問(FAQ)
■補助対象のイメージについて
Q.「革新的」という事業の具体的なイメージがあれば教えてほしい。
A.今回の事業ではICT・ロボット・AI技術というキーワードがでていますが、ICT、ロボット、AI技術等の活用による生産性向上は、労働集約型の食品産業の「革新」であるという考えに基づいています。技術自体が「革新的」かどうかを問うものではありません。
たとえば以下のようなイメージを参考にしてみてください。
なお、あくまでも一例ですので、違う内容のものでも結構です。
⇒ICT
・手作業での情報入力の手間がかかる、誤入力があった
→自動読み取り技術を活用して、入力頻度を向上させることにより省人化を実現したい
・規格や仕組みの異なるシステムを連携させているため、システム間のデータ連携を手動で行っていた
→データの規格・様式を統合し、人による入力の廃止やデータ精度(入力頻度や正確性の向上)を実現したい
・設備の停止、消耗品の不足、段取作業の遅れなど、生産現場で起きている事実の把握ができない、時間がかかる
→現場で発生している問題をICT技術によって"見える化"し、設備停止時間を短くしたり、資材探索・発注などの作業時間を低減したい
⇒ロボット:
・手作業で向き・方向や角度などを整えてから、梱包していた
→手作業部分を画像処理などを活用し機械化、連続梱包を実現したい
・重量物、高所作業などの負荷の高い作業が多く、従業員の負担になっていた
→負荷低減のための補助ロボットを活用し、時間当たりの作業量を増大させたい
・多品種生産のため、人による段取切替作業が数多く発生している。
→作業を効率的に行うためにロボットを活用し、設備停止時間を短くしたり、人がいなくても製造ができるようにしたい
・狭い作業場に2つの異なるサイズの設備があり、周りを通る際に危険を感じる
→1台のロボットに機能を統合して人作業よりも効率的かつ安全な作業場を実現したい
⇒AI技術:
・スキルの高い検査員に頼っていて、検査工程で工数がかかっていた。
→人が設定した基準を活用した画像認識を導入し、検査工程を省人化し、高速化を実現したい
・人による運搬・搬送作業が頻繁に発生していて、専任の人員を確保していた
→自動マッピング機能を持つ輸送ロボットの活用により、人による運搬作業時間を低減したい
・衛生面を考慮し紙を廃止したいが、現場での紙入力や端末への入力が必要で作業が中断していた
→音声入力による記録や操作指示を実施することで設備の稼動率向上を実現したい
・原料受入れ時に量的確認以外にも品質確認を行いたいが、品質確認はサンプルでしか実施できていない
→画像を活用したディープラーニング(システム学習)により原材料の鮮度などの全数検査を実現することでクレーム対応の外部支払い費用を低減したい
Q.「業務最適化」という事業の具体的なイメージがあれば教えてほしい
A.業務最適化に関しては、コンサルティングで解決する課題や、コンサルティングのテーマがどういった内容かを具体的に記載し、コンサルティングを通して何が実現されるのか、その見通しを明確にしてください。
ムダ取り、整理をして業務の標準化ができていると、自動化、ICT活用のための技術的難易度が下がり、設備投資額も少なくなるといわれています。
具体的には生産性向上のテーマとなると考えられますので、たとえば以下のようなイメージを参考にしてみてください。
なお、補助金上限額は 500 万円ですが、下限額は設けておりませんので、500 万円未満の事業計画(コンサルティング計画)での応募も可能です。
⇒省人化
1.個人の作業スキルを向上させ、1人当たりの生産量を増加させる
2.ラインにおける作業者を少なくし、ムダの少ないライン編成を実現する
3.仕事量と作業者の配置のバランスをとり、ムダの少ない人員配置を実現する
⇒設備稼動率の向上
1.段取り改善により、設備の稼動率を高める
2.不良を削減することにより、時間当たりの生産量を増加させる
3.故障を減らし、設備が生産する時間を増加させる
※「5S実施と労働環境整備の継続による高効率生産の実現」「職場改善活動の推進による生産性向上」などの漠然とした内容よりは、仮説ベースで結構ですので、具体的に何をどのように改善すれば効果が出ると考えているのかがわかるような事業計画が望ましいと考えています。
■事業期間について
Q.今回の実証事業に応募したいが、12月までの納期で成果をだすことは納期的に非常に厳しい。
追加公募での納期の変更はないのか。
A.今回の追加公募においては、
二次公募締切 8月31日(金)
採択通知予定 10月1日(月)
発注、導入等 10月1日(月)以降
事業報告期限 2019年2月15日(金)
最大で2月中旬までの事業報告期限としましたので、改めてご検討ください。
■補助金の対象範囲について
Q.公募以降に実施した見積りや契約、発注、支払いは対象となるか?
A.採択事業者の確定、補助金の交付決定通知後に契約、発注、支払のあった費用についてのみ補助対象となりますのでご注意ください。
※正式な採択通知以前に行った、発注、支払い等については補助金の対象となりません。その他次の経費は、事業の実施に必要なものであっても、補助対象外となりますのでご注意ください。
- 建物等施設の建設又は不動産取得に関する経費
- 本事業の業務(資料の整理・収集、調査の補助等)を実施するために雇用した者に支払う経費
- 事業の期間中に発生した事故又は災害の処理のための経費
- 補助金の交付決定前に発生した経費
- 補助対象経費に係る消費税及び地方消費税に係る仕入れ控除税額(補助対象経費に含まれる消費税及び地方消費税相当額のうち、消費税法(昭和63年法律第108号) の規定により仕入れに係る消費税額として控除できる部分の金額及び当該金額に地方税法(昭和25年法律第226号)の規定による地方消費税の税率を乗じて得た金額の合計額に補助率を乗じて得た金額)
- その他本事業を実施する上で必要とは認められない経費及び本事業の実施に要した経費であることを証明できない経費
- 補助の対象としない経費として実施要領で定めるもの
Q.リースは対象になるか?
A.設備の導入に際して、リース利用を想定されている場合は、補助対象とはなりません。
Q.設備の新設に伴う、旧設備の撤収、撤去費用は、事業費に含まれるか?
A.設備の導入に付随して、旧設備の撤去等が必要となる場合も考えられますが、その経費は補助対象外となります。
Q.成果が出ない場合は、補助金額がゼロとなることはあるのか?
A.JMACからの取消がない限りは、基本的にはありません。
採択事業者が決まり、設備やエンジニアリング、コンサルティング等の見積りを正式に提示いただき全体の補助金額を決定します。補助金額を確定したあとは、実際の経費の支払いの確定値に基づいて補助金の支払いを行います。
Q.すでに他工場で取り組んでいる活動を、対象工場に適応する場合は助成対象になるか?
A.ラインや他工場での取り組みを横展開する事業については対象になります。
ライン、工場の特性や工場周辺環境、市場動向等を踏まえ、事業計画に明示されていることが重要になります。
■事業の対象範囲について
Q.食品産業の定義は?
A.厳密な業種の指定はしていません。食品製造業が対象となります。農家での出荷加工や店舗内で材料調理をしている外食店舗等は対象外となります。
Q.ICT、ロボット、AI技術の定義はあるか?
A.定義は決めていません。
たとえばロボットであれば、応募の際にその認識を示していただければと思います。
評価委員会において一般の駆動設備であるという判断になれば評点は下がる可能性がありますが、ロボットには当てはまらないということで評価から排除することはありません。
今回の事業では、食品産業は他業種に比べ設備装備率と先端技術の導入の取り組みが遅れているとの問題認識から始まっています。
他業種では当たり前の設備導入の事例であっても、食品製造業においてあまり普及していない取り組みであるという要素が入っていれば対象と見ています。
Q.「革新的技術活用実証事業」「業種別業務最適化実証事業」の両事業への応募は同一内容でも可能か?
A.両事業に応募いただくことは可能ですが、事業内容は分けていただく必要があります。同一内容は不可です。
Q.自社の設備を子会社の協力工場に供給し、生産委託をしている場合、供給設備の改造、更新、新設は、今回の補助金対象となるか?
A.基本的に、生産委託している場合、受託者からの申請は認めますが、委託者からの申請は認められません。
Q.設備改造による生産性向上を計画する際、改造技術の特許取得を検討しているような場合は対象となるか?
A.本事業は他への波及効果等も狙っていることから、特許取得を目的としたものは補助対象外となります。
特許既存設備の独自の改造(専用機を特注して改造するなど)など、類似の生産性課題に転用しにくい設備の改造、機能拡張で波及効果の見込めないものについては、補助対象外となります。
たとえば、ラインエンドに検査装置を拡張するなどのモデルは、他の事業者への波及事例となりますが自社だけの固有加工技術を組み込んだ特殊設備の機能拡張については、対象とはなりません。(再販性のある設備装置であれば、波及効果が高い判断となります。)
様々なケースがあり、解釈も個々ありますので、ご不明な場合はご相談ください。
Q.補助対象経費は、即効性のある高性能設備の導入だけでなく、既存人員配置の変更によってかかる設備の見直し費用も含まれるのか?
A.あくまでも、新設備導入、高性能設備への更新、機能拡張にかかるものであれば対象となります。
Q.保全と設備更新との違いがわかりにくいが、どのように考えるべきか?
A.設備の通常劣化に伴うものは保全という考え方で、対象外としています。
保全は、本来発揮されるべき設備性能を復元するために、日常行うべき作業ですので、今故障している設備を修理して生産性が高まったとしても、効果が出たという判断にはなりません。
保全ではなく、新しい機能拡張で生産性向上が見込める場合は対象となるとお考えください。
Q.一つの工場での生産性評価ということだが、大規模ライン(1ラインで100名程度以上)が複数ある工場の場合、1ラインのみでの生産性評価を行うことはできるか?
A.原則として「工場単位」での評価を想定しています。
ただ、名称は様々かと思いますが、複数の独立した生産ライン(1ラインで100名程度)であれば、工場単位として見ることができると考えられ、その部門ごとの工場出荷額が把握できるなど、事業実施前後の部門ごとの労働生産性を定量的に示せるのであれば、部門ごとの生産性向上の成果をもって、評価することは可能であると想定しています。
その場合も、工場全体での労働生産性の成果についても算出し、提出する必要がありますのでご注意ください。
Q.工場単位での生産性評価は、建物別もしくは事業部別のどちらで見るのか?
A.原則として「建物別」での評価を想定しています。
たとえば、醤油等を製造している事業者があり、醤油工場(醤油製造部門)が千葉と兵庫にあり、設備を千葉の工場に導入した場合、千葉の工場単位で労働生産性を評価します。
ただし、同一会社の別工場において、中間製品を製造する工場とその中間製品を元に最終製品を製造する工場がある場合、両者を一つの工場として労働生産性を評価することも可能です。
(例として、果実ジュースを製造している会社において、搾汁し、濃縮・調整する工場と調整した果汁ボトリングする工場が分かれており、パイプライン若しくはタンク車等で原料を移送し、果実ジュース製造している場合、両工場を一つの工場として労働生産性を評価します。)
■成果・効果測定について
Q.複数の投資案件を平成30年度に実施する予定だが、生産性向上を目的するものが複数ある。労働生産性を計算する際に、それら複数案件を合算しても良いか?
A.生産性向上の成果測定に関しては、今回の設備導入にからむ現場作業や生産管理、段取り調整等の改善効果が対象となります。
取組みの費用として、設備費、エンジニアリング費、コンサルティング費の最大1/2を補助させていただく内容ですが、コンサルティング費用も、設備の導入工程での入口、出口までの生産性の測定や改善推進等を行う内容になっています。
設備導入を行った対象ラインの生産性向上策であれば、取り組み成果に織り込んでいただいて結構ですが、全く違う別ラインの改善の取り組みや設備導入効果などは、含めない形で算定をお願いします。
Q.ふたつの工場で連続した工程で生産をしているが、そこを統合することで、生産性を高める取り組みは対象となるか?
A.対象となります。
Q.事業期間外に最終成果が出ることは問題ないか?
A.まずは事業期間内に成果獲得ができる計画を作成してください。
進捗に応じて計画修正が発生する場合は、期間内に成果が出ていない理由とその挽回策、今後の生産性向上の予測値を示していただく必要があります。
また、事業期間以降であっても成果獲得に向けた経過確認をJMACが行います。
Q.研修会等での結果の公表はどこまで示さなければならないのか。生産技術などを示すことには抵抗がある。
A.ご相談を元に決められればと思いますが、わかりやすい、イメージしやすいものである必要があるため写真や生産の実数量などは公表させていただきたいと思います
Q.生産性の定義とは?
A.詳しくは工業統計の定義を参照。
■支払い、資金調達について
Q.発注のタイミングで交付金はいただけるのか?
A.設備会社などへの支払完了の後、JMACより交付金はお支払いします。
事業の実施、成果報告、検収を踏まえ、かかった実績費用に対してお支払いをします。
年度末までの請求、農林水産省の内容承認を経てのお支払いとなります。
Q.対象事業の一部については、日本政策金融公庫からの借入れにより資金調達を考えており、「○○○○資金」という融資制度を利用する予定だが、この場合、当該資金を利用した投資案件は、補助対象外ということになるか?
A.実施要領第5 採択基準等の(4)(5)には以下のとおり記載されています。
(4)事業費のうち事業実施主体の負担分について、適正な資金調達が可能であること。
(5)同一の提案内容で、本事業以外の農林水産省又は他の省庁の補助金の交付を受けていないこと又は受ける予定がないこと。
「○○○○資金」という融資制度を利用した日本政策金融公庫からの借入れにより資金調達は適正な資金調達であり、他の補助金の交付に当たらないことから、補助対象となります。
ただ、その融資制度によっては、補助金との併用を禁止しているものもあるため、「○○○○資金」という融資制度上、補助金と併用できるか否かは別途確認が必要であると考えられます。融資制度について上記について問題がない理由について、事業計画書でご説明ください。
Q.設備会社などへの支払が2018年12月末までに完了できない見通し場合は対象外となるのか?
A.採択企業各社の事業を鑑み、調整させていただきます。ただし、年度内の支払いが前提となります。
■応募資料の記載について
Q.導入を検討している設備が特殊で、事実上1社のみとなるため、相見積りが難しいが必ず必要か?
A.基本的には必要です。
導入設備の仕様、規格、制約など、どうしてもその設備メーカーでなければならない場合は、理由を明確にすることで許容することも想定しております。内容について事業計画の中でご説明ください。
Q.応募段階で、相見積りは何社取得しなければならないか? 相見積りは添付が必要か?
A.応募段階では、相見積りの添付の必要はありません。
見積りがまだの場合は、パンフレットや仕様書などをもとに、概算の金額を算出する形で、事業計画書を作成してください。
採択後に提出する見積りは、比較検討の意味合いがあるため、原則3社での比較見積りを取得してください。
どうしても、事実上1-2社となる場合は、そうである理由をご説明ください。
ただし、自社での特殊な設備改造を伴い、波及効果が期待できない機能拡張については補助対象外となります。設備改造を伴い、波及効果が期待できない機能拡張については補助対象外となります。
Q.応募資料にフローチャートやレイアウト等を挿入したい場合は、他のファイルでもよいか。
A.参考としてワードファイルにて配布させていただいています。
文章のみで表現しにくい、図表フローチャート、イラスト等があったほうが内容が分かりやすい場合は、パワーポイントやエクセル等で作成いただいても問題ありません。ただし、記載する項目順や、項目表現は変更せず、様式に沿って事業計画書を作成してください。
■事業推進について
Q.公募要領P.5 補助対象事業者の要件として「協力」が求められているが、どの程度の負担感と考えればよいのか?
●補助事業の内容、結果及び成果の概要について事業期間中および終了後の公表に協力できること
●JMACが事業期間中及び終了後に行う調査等協力できること。
A.基本的には、別途事業計画を立案するような大きな手間のかかる事項は現時点では想定しておりません。
また、外部への公表については、他の企業や他の分野への波及効果のための公表であり、提出いただいた実績報告書・成果報告書からの抜粋情報を公表する想定です。提出資料以外に追加要請することも考えられますが、極力、追加作業などが発生しないように想定しております。
Q.研修会等での結果の公表はどこまで示さなければならないのか。生産技術などを示すことには抵抗がある。
A.ご相談しながら進めさせていただきます。
各社の詳細情報を公開することが目的ではなく、よりモデル化、抽象化しながら、他社の改革の参考になる情報としての公表を前提としています。
わかりやすい、イメージしやすいものである必要があるため、写真や生産の実数量などはご相談のうえで公表させていただきたいと思います。
Q.本事業のJMACの役割は何か? 農林水産省に直接報告や請求をしてもよいか。
A.JMACは事業推進主体として事務局窓口として活動いたします。
審査委員会の企画運営、採択通知、事業進捗確認、補助金支給業務等を推進します。
今回の事業において、公募から採択、事業推進、報告までの全ての窓口はJMACで行いますので、直接、事業者と農林水産省とのやりとりか発生することはありません。
Q.「業種別業務最適化実証事業」のコンサルティングは、JMACで進めてもらえるのか?
A.JMACは事業推進主体であり、客観性の担保からコンサルティング支援は行いません。
コンサルティング先の紹介についても、色付けを行うことになるため行っておりません。
各社にて、確認、ご相談をお願いいたします。
Q.進捗確認では何を行う予定か?
A.設備の導入状況、コンサルティング等の現状分析結果、改善策の検討など計画に対する進捗と推進状況の確認を行う予定です。
Q.財務の健全性の評価はどれくらいウェイトが重いのか。厳しい業績や財務状況を背景に応募する企業も多いと思うが?
A.本事業では事業実施、推進による財務上のインパクトを評価しているため、評価項目としては重視しています。しかしながら、業績のいい企業が高く評価されることはありません。補助金外の設備費用の支払い体力や経営継続の安定性、成長性等を確認しています。
【公募内容に関するお問い合わせ】
日本能率協会コンサルティング 事業事務局 寺脇あて
TEL:080-3258-0854
Email:30koubo_jmac@jmac.co.jp