素材・化学:R社
- 品質保証
- 化学
企業概要
化粧品R社は日本を代表する化粧品会社です。
活動の目的・ねらいと成果
R社はその事業特性からとくに品質には強いこだわりを持ち、高い品質レベルを維持してきました。しかし、一定のレベルまで達した品質がそれ以上に向上しなくなり、類似の現象による阻害要因の再発が続くという状況に陥りました。その品質レベルは決して低いものではなかったのですが、再発を徹底防止したいという社長、経営陣の強い意思で品質改革プロジェクトがスタートしました。目標は2年で日本の製造業リーディングカンパニーと同等の品質保証レベルを達成するというものでした。
JMACの診断により、開発・製造それぞれに構造的な課題を抱えていることがわかりました。プロジェクトでは、それら事業運営上の構造的な欠陥を修正、強化するモデルの設計・導入、正確かつ詳細な情報収集と活用、従業員末端からの認識・知識の変革を行い、2年後に当初予定の成果を得ることができました。品質クレームも当初の設定目標をクリアし、十分な成果を出すことができました。
関連コンサルティング・サービス
生産・ものづくり・品質
生産現場の人、設備、材料、製造方法とマネジメントシステムを改善して生産性向上をはかります。生産現場は製品特性や製法により多種多様の特性を持つ複雑系です。そのため私たちは、現場でじっくり見て聞いて、フィットする特別な改善プログラムを作ることから仕事を始めます。少しだけ時間はかかりますが、そのことは現場力を高め、現場の一人ひとりが成長を感じられる魅力的な職場になることを知っているからです。