TCFDに基づく情報開示推進のポイント
山田 朗
コンサルティング・サービス
BCPの重要性は理解しているが、策定したことがない/自社のBCPが無い
感染症やサイバーリスク等、新たなリスクを考慮したBCPにブラッシュアップしたい
BCPの実行性検証や強化点整理、判断力向上の為に、BCP訓練を行いたい
BCP関連文書類が乱立しており、文書類の統合や体系的な管理を行いたい
継続運用の仕組み(BCM)をつくり、BCPの定着化を図りたい
経営企画部門
リスク管理部門
企業活動には多くの事業継承リスクが伴います。感染症のパンデミックや自然災害などのランダム事象によるリスク、政治的混乱や経済危機などの政治経済的事象によるリスク、ストライキやテロ、サーバー攻撃などの人為的事象によるリスクなど、さまざまです。
2021年6月に改定された『コーポレートガバナンス・コード』(東京証券取引所)の原則2-3の補充原則にサステナビリティに関わる課題の1つとして「自然災害等への危機管理」が明示されるなど、近年、事業継続計画(BCP)策定の重要性がますます増しています。
JMACは「脅威のリスクマップ」を基に、多岐にわたるリスクのうち自社が対応すべき想定リスクを明確にします。 同時に、製造業/非製造業問わずさまざまな業種の現場改革をしてきた経験豊富なコンサルタントが、重要事業・業務の継続力、変化対応力の強化策を検討します。計画の立案だけで終わらない、実際に使える実践的なBCPづくりを支援します。
また、BCPは一度策定したら終わりではありません。それらが自社内に浸透し、実際の事故・災害が発生した際、計画通りに動けるようになっておくことが重要です。そのためには、BCPを軸とし、計画・運用・評価・改善のサイクルを回していく管理の仕組みを構築する必要があります。これをBCM(Business Continuity Management)と言います。
JMACはBCP策定のみならず、BCP訓練や教育を通じ、BCMの定着・継続改善に向けたご支援も致します。
1.リスク評価 | ● サプライチェーンリスク評価 ● 部門別リスク評価 ● 現場リスク評価 |
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2.BCP策定 | ● BCP方針の設定(目的、対象範囲、被害想定 等) ● リスクアセスメント(ビジネスインパクト分析) ● 重要事業・業務選定と対応方針設定(目標復旧時間、代替方法 等) ● BCP対策内容検討(体制・指示命令系統、行動計画、判断基準等の具体策立案) ● 中長期課題の設定、計画策定 ● 定着化に向けた社内外研修(経営層向け、社員向け、取引先向け 等) |
3.BCP運用・管理の仕組み(BCM)構築 | ● 実施・評価・改善の管理サイクルと実施項目設計 ● 個別実施項目の分担設定 等 |
1.教育・訓練の企画 | ● 教育・訓練の目的及び内容検討 ● 訓練シナリオの検討 ● BCP理解度テストの設問設計 |
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2.教育・訓練の実施 | ● BCM・BCP理解度テスト ● 社内外研修(経営層向け、社員向け、取引先向け) ● 机上訓練 他 |
3.教育・訓練の結果振り返り | ● BCP教育・訓練を通じた気づき、課題整理 他 |
訓練・教育の基本方針
・上長から鍛えて、組織全体を引っ張る
・ステップバイステップで知識・対応力を強化
・教育体系を整備し、持続的に成長する仕組みへ
業 界:自動車部品
会社プロフィール:中堅規模の自動車部品メーカー
テーマ:事業継続計画の策定
背 景:主要取引先である自動車メーカーからBCP策定の要請があった。これを機会に短期的なものではなく実践的なBCPづくりを検討。複数拠点はあるものの設備や金型の共通化なども遅れており、短期的にできる対策と中長期的に備えるための対策に分けて対策を議論し設定した。
取り組み内容