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R&Dサミット第1回@芝公園オフィス

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2024年度R&Dイノベーションフォーラムに向けて、日本を代表する企業の技術・研究開発に携わる皆様とJMACが、共に「R&Dマネジメント」に関する提言や「ビジョン・シナリオ」の議論を行う場であるR&Dサミットの第1回を2024年7月23日にJMAC芝公園オフィスにて開催しました。

本年度は以下5名のサミットメンバーをお招きし、JMACコンサルタントを交え、初回はリアル&オンラインのハイブリッドで開催しました。

サミットメンバ

サッポロビール株式会社 保木様
株式会社ジェイ・エム・エス 中川様
株式会社島津製作所 広瀬様
大和紡績株式会社 薄井様
株式会社椿本チェイン 永安様

サミット運営メンバー

株式会社日本能率協会コンサルティング(JMAC)
近藤、山中、大崎、盛田、濱詰、内藤

参加者の声 抜粋

  • R&D部門の人材育成について共通の悩みがあって、悩んでいるのは自分だけではないと感じた。これからどうしていけばいいのか前向きに考えるきっかけになった
  • R&Dならではの難しさを共有できた。R&D部門の業務殊性を踏まえてどのような取組みが必要なのか続けて議論していきたい
  • R&Dでは個別に人材育成を考えなければならないのではないか
  • 環境を整えてあげることはもちろん重要だが、与えすぎて育成になるのか?
  • R&D部門のマネージャーを育成することは難しい。優れた研究者の特性は、マネジメント能力に直結しないのではないか

サミットのテーマ

2024年度R&Dサミットのテーマは「タイパ時代の人材育成」です。働き方改革や人材確保の難しさにより投下できる時間がより限られる中、現場では無駄をなくし効率化を図ろうとする動きがより加速しています。そういったタイパ(タイムパフォーマンス)が求められる中、技術的な試行錯誤を伴い、最短経路での目標達成が難しいのがR&D業務の特性でもあります。そんな矛盾を抱えるR&D現場において、技術者が活き活きと成長するための研究開発部門の育成のあり方を議論しました。

当日の内容

第1回目は、議論をこれから深めていくにあたり、自己紹介を行ったのち、人材育成に関する悩みの吐き出しと共有を行いました。その後は各社が推進している取り組みや工夫をお互いに共有しました。自己紹介の時間を長めにとり、現役職に至った背景、趣味やプライベートの過ごし方なども共有して、終始和やかな場となりました。

第1回目の議論では、「社外の人間が集う場で悩みや課題を吐き出してみると、まだまだ社内を把握しきれていないことがわかった」という声や、「業種は違えどR&D部門ならではの悩みはサミットメンバーで共通している部分が多い」といった気づきがみられ、有意義な場となりました。

第2回に向けて

サミット第2回目は「これまでのR&D人材像」「これからのR&D人材像」について議論する予定です。

R&Dイノベーションフォーラム開催について

本サミットでこれから練り上げていくR&D部門マネジメントに関する提言やビジョン・シナリオについては、12/2(月)にJMACが主催する「R&Dイノベーションフォーラム」での紹介を予定しています。皆様のご参加をお待ちしております。

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