業務改革を同時実現する『基幹システム再構築』推進
第8回 プロジェクト推進時のよくある課題「Phase2 RFP策定」
梅田 修二
コンサルティング・サービス
生産管理システムを使用する部門
(生産管理部門、製造部門、調達部門、設計部門、営業部門 など)
下記業務に関連する部門
生産計画、受注管理、発注管理、在庫管理、製造管理、工程管理、外注管理、進捗管理 など
生産管理システム再構築のタイミングは、抜本的に業務を見直す絶好のタイミングです。JMACは、単なる生産管理システム導入プロジェクトではなく、業務改革プロジェクトとして取り組みます。また、業務成熟度レベルを上げずに基幹システムを再構築しただけでは、システムの活用範囲が限定化され、ねらった成果を出せません。JMACは、業務成熟度レベルとシステム装備度レベルを適正化させることを基本方針としています。
「生産管理システム」の再構築に向けて、現状実態把握・課題整理、To-Be(あるべき)業務の設計、RFP作成支援、ベンダー・パッケージ選定支援、システム導入・PMO支援、定着化支援まで一貫した支援を行います。
特定のベンダー・パッケージに依存せずに中立の立場から、業務起点でTo-Be実現のために最適なシステム、長く付き合っていけるシステムベンダーを選定します。
生産管理システムは情報基盤の根幹であり、基盤が脆弱なままではDXなど先進的な取り組みに進んでいくことができません。JMACでは、生産管理システムのパッケージを導入するだけではなく、企業競争力につながるように、周辺のアプリケーションとうまく連携させながら自社に合ったシステムの構築を目指します。
1.業務改革構想 |
①事業特性分析・現状分析
②問題抽出と対策方向付け |
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2.システム要求分析 | ① 改善策具体化、RFI作成 ② システム化構想策定、概略投資採算評価 ③ RFP作成 ④ ベンダー選定 |
3.システム要件定義 | ① システム要件検討 ② システム要件確定 ③ 投資採算評価 |
4. ベンダー開発 | ① 開発進捗管理 ② ユーザーテスト方法検討/準備 ③ システム移行方法検討/準備 |
5. テスト・導入 | ① ユーザーテスト・評価、変更管理 ② 運用教育 ③ システム移行・本番稼動 ④ 改善効果検証 ⑤ 二次開発要件検討 ⑥ 追加改善策検討 |
業 界:化学
会社プロフィール:大手化学メーカー
テーマ:生産管理システムの再構築
背 景:基幹となるERPパッケージを全社で導入しているが、対象事業によっては業務にマッチせず、別途表計算ソフトやDBソフトなどを使った手作業が多く発生していた。繰り返し型の受注生産で製品形状が複雑かつ高精度な加工が求められるため、負荷の集中や不良などの生産トラブルが発生すると当初の納期回答通りにものづくりができず、サービスレベルの低下を招いていた。全社の基幹システムと連携しつつ、事業特性に合った生産管理システムを構築し、納期遵守率改善をはじめとした成果創出につなげていくプロジェクトを推進することにした。
取り組み内容
こくみん共済 coop
現場の「モヤモヤ」を「意欲」に変える! 新たなCXの創出
大日精化工業株式会社
技術者の「自覚」と「覚悟」が組織を変え、未来を変える〜全員野球で「勝てるチーム」になる〜
株式会社オカムラ
女性活躍からダイバーシティ&インクルージョンへ 「目指す姿」の実現にチャレンジし続ける 〜誰もが個性と能力輝く会社への変革〜
三井住友ファイナンス&リース株式会社
「ありたい姿」を常に意識しながら 「効率的な働き方」を追求していく 〜業界No.1の働き方へのチャレンジ〜
コニカミノルタ株式会社
「縦割り組織」に「横串」を通して、全体最適を目指す! ~個々の木ではなく、まず森を見る ―今ある「部門最適」から「全体最適」への改革~