生産技術者の未来実態調査
第5回 生産技術者育成の勘所 ~生産技術部門の強化は、“人材育成システム”の構築から~
辻本 靖
コンサルティング・サービス
JMACは、単なる理論提供にとどまらず、現場に根ざした実践的なアプローチで企業の開発力を強化します。数あるコンサルティングの中でJMACが選ばれる理由は、豊富な実績と独自の手法にあります。製造業を中心に多くの企業と共に開発課題を解決してきた経験を活かし、各社の強みや市場環境に即した最適な改善策を提案します。
JMACの強みは、技術・R&Dプロセス・組織改革・人材育成のすべてを統合的に支援できることです。部分的な改善ではなく、全社的な視点から「開発力」をシステムとして強化し、成果につなげます。また、他社ベンチマークを活用し、競争力向上のための具体的なアクションを導き出します。
さらに、JMACならではのサービスとして、診断から実行支援まで一貫した伴走型コンサルティングを提供します。短期間で課題を明確化し、即実践できるプランを提示することで、企業の開発スピードを加速させます。
1.開発力診断 |
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2.開発力強化活動 | ① 技術力革新
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② R&Dプロセス革新
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③ 組織・チーム革新
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④ 製品革新
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3.開発基盤整備・定着 |
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4.人材育成 |
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会社概要:精密機器メーカーA社
テーマ:内製組込みソフトの開発期間短縮と、早い段階での品質向上
【革新前】
・組込みソフト作成に約2年間かかっている
・評価段階での不具合が非常に多く、この修正のために開発の多くの期間を費やしている
【革新後】
・組込みソフト作成期間短縮(50%減)
・発生不具合の早期化(ピークを1工程前へ)、不具合件数の削減(25%減)
会社概要:電子機器メーカーB社
テーマ:開発部隊と品証部隊の連携強化による開発効率化
【革新前】
・開発途中段階での客先起因と自社起因による仕様変更のため、開発納期の遅延
・品証段階から品証部隊が参加し、そこからの不具合摘出数が非常に多く、修正に時間がかかる
【革新後】
・客先からの要求仕様の詳細確認、設計段階での検討の充実化により、大きな仕様変更撲滅
・構想設計段階から品証部隊が参加し、早期の課題出しと課題解決の実現により、開発納期達成
大日精化工業株式会社
社員を活かす「もの言える組織」課題バラシで新製品開発も加速
シスメックス株式会社
100年先も未来をつくる R&D組織へ
TIS株式会社
「技術KI」を“re:Born”させて新時代へ
グローブライド株式会社
みんなに"見える化" チーム設計への大改革 〜企画部門、技術部門、設計部門など全員を巻き込む〜
東芝テック株式会社
未来志向のアイデアでオンリーワンの技術創出を目指す