生産技術者の未来実態調査
第3回 生産技術が上流に上がることで、より価値を生む
真田 健二
コンサルティング・サービス
技術戦略は企業が進むべき技術的な方向性を示す羅針盤です。
自社らしい技術戦略を立案するには、事業の適切な理解にくわえ、技術の特徴を適切に「見える化」し、事業成長に貢献する可能性が高い技術を見極める必要があります。見極めた重要技術と現在/将来の事業成果のつながりを明らかにすることが重要です。
JMACでは、業界・企業の特徴をふまえた棚卸視点を提示し、コンサルタントが技術者へのインタビューをおこなう中で、ノウハウも含めた貴社技術の価値/可能性を明らかにします。また、棚卸技術を活用した、今後の事業活動の展望や新製品・新事業を描くと同時に、将来の事業環境の変化を踏まえて獲得すべき技術の方向性を提示します。
技術体系の構築 | ● 技術棚卸 ● 技術評価 ● コア技術の設定 ● 技術プラットフォームの設定 |
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技術トレンドの分析 | ● 社外技術の調査 ● 注目技術の選定 ● 技術トレンド分析 |
事業機会の構想 | ● 将来事業の調査 ● 技術/価値変換 ● 事業アイデアの創出 ● アイデア検証 |
技術戦略の立案 | ● 必要技術の明確化 ● 事業・技術発展構想の立案 |
技術戦略の実行 | ● 技術ロードマップの構築 ● オープン・イノベーション施策の立案 ● 技術マネジメント体系の構築 ● 実行施策の伴走支援 |
業界:電機
会社プロフィール:連結売上高1,500億、主力製品ではグローバルでシェアトップの電機部品メーカー
テーマ:中・長期技術戦略策定
背 景:主力製品はグローバルでトップシェアを誇る。しかし現在の主力商品が開発されてから長い年月が経ち、製品や技術の陳腐化が懸念されていた。主力の自動車向け事業が当面は堅調に推移すると期待される中で、業績が好調なうちに次の矢を放つ準備が必要になった。そこで、研究開発部門と経営企画部門が中心となり、強み技術の再構築とそれを軸とした企業成長のシナリオを描くことを本活動の目的に設定した。
取り組み内容
TIS株式会社
「技術KI」を“re:Born”させて新時代へ
グローブライド株式会社
みんなに"見える化" チーム設計への大改革 〜企画部門、技術部門、設計部門など全員を巻き込む〜
東芝テック株式会社
未来志向のアイデアでオンリーワンの技術創出を目指す
株式会社ノーリツ
技術シーズ探索でお客様に驚きと感動を 〜「この研究は私がやる」一人称の「やりたい」が新価値を生みだす〜
大日精化工業株式会社
技術者の「自覚」と「覚悟」が組織を変え、未来を変える〜全員野球で「勝てるチーム」になる〜