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ものづくりマネジメントシステム成熟度診断

  • 生産・ものづくり・品質

診断のねらい

「ものづくり改革のマネジメントシステム」とは、
・「目指す姿」達成のためのマネジメントをビジュアル化し、業績向上と環境変化に強い体質を同時実現する
・あらゆる環境変化の中でも、トップの想いを実現できる、自律型人材を醸成する
・課題の優先順序を的確に設定し、最適な資源配分がされるマネジメントを実現する
ことを目指しています。

 本診断では、これらに対する現在のマネジメントシステムのレベルを13のカテゴリーで明確にします。結果を社内で共有し、ものづくり力強化の体制構築にご活用ください。

効果

  • ものづくり改革のマネジメントシステム構築に向けた重点課題や取り組みレベルの見える化に繋がります。
  • 優良企業と比較した際の自社の取り組みレベルが明らかになります。
  • 工場ごとに回答頂くことで、工場間での比較が可能となります。
  • 担当者ごとに回答頂くことで、担当者間での認識のズレが見える化されます。

このような方におすすめします

診断したい工場の工場長(または準ずる方)

進め方

 JMAC独自の視点に基づいた「ものづくり改革のマネジメントシステム成熟度診断」を、質問に答えていくだけで簡単に行えます。
13のカテゴリーに対して、合計約80の質問に回答するアンケート方式です。
回答は各問の4段階のレベルから自工場のレベルを選択する方式です。

自社の強み・弱み、評価コメント付き結果レポートを作成します。

診断結果はレポートを作成してご回答いたします。通常2~3週間お時間をいただいております。
13の診断カテゴリーは以下の項目になります。

大区分   診断の項目 診断内容
全体 工場改革マネジメントのしくみ全般 トップが意図した改革課題を、工場および関係部署が一体となり実践し、的確にしかも効果的に実行する力
改革活動の結果 体質変革成果 環境が激変する中で、事業戦略設定のスピード化と事業環境の変化に工場および関係部署一体で追従する力

業績変革成果(損益QCD)

 業界を代表する圧倒的な損益、QCDレベルの達成
マネジメントのしくみと運用

目標のあり方

中期計画と年度計画のつながりや、目標設定範囲

目標展開と施策

目標の展開精度、目標と施策の明確な結びつき

部門間、拠点間連携範囲

サプライヤーまでの連携や拠点間で連携する力
実績管理 財務実績との連動、タイムリーな管理
改善サイクル 改善スピード、変化への俊敏な対応
改善事務局 企画力、見える化、諸活動との整合させる力
10 自律化のしくみ 変化への対応のための自律化充実度
人の活性化 11 人材育成 階層、機能、基礎、体系的な教育システム
12 ミドルの状態 事業環境変化への対応、部下への説明、指導
13 担当者の状態 改善を推進する

アンケート形式の診断シートイメージ(一部抜粋)

アウトプット

 13項目のレベルをレーダーチャートにて示し、強み・弱みを明確にします。また、どのようにレベルアップしていくべきかの簡易レポートを作成いたします。

 複数工場で実施した場合は、各工場の回答者の主観が入った診断結果ではありますが、工場間の比較(強み、弱みの違い)により、いいとこどりによる工場間格差を是正することにも使っていただけます。工場内の複数の管理者で実施した場合は、管理者間のマネジメントレベルの差が明確になります。

事 例

業界電子機器業界

会社プロフィール様々な業界向けの電子機器を製造する大手メーカー

テーマ本診断によるマネジメント上の弱み強化

背 景全社でのものづくり改革を推進するにあたり、現在の改革推進マネジメントを強化し、着実な成果獲得を目指すため、まずは現状レベルを体系的評価したい、との要望で診断を実施。

取り組み内容

  • 国内の複数工場を対象に実施し、強み、弱みの比較
  • 強みの具体的内容を、各工場に整理させ、工場間で勉強会実施
  • 強みの横展開および、全工場共通の弱みに関して、強化に向けてやるべきことを明確化
  • ものづくり改革の推進と並行して、マネジメントシステムのレベルアップを推進

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