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ステークホルダーエンゲージメントコンサルティング

  • 経営戦略・新事業

「総合関係性管理型経営(TEマネジメント)」を通じて、経営への共感度・納得度を高める

課題

  • 顧客・社員・株主・取引先・地域からの経営に対する要求が高度化している
  • 全てのステークホルダーに八方美人である戦略は、注力分野が定まらず、コストが膨大にかかっている
  • 「ステークホルダーエンゲージメント」は、それぞれの取り組みを一覧化しただけであり、戦略性に乏しい
  • ステークホルダーの要求に応えることで精いっぱいで、本来、経営陣がやりたいことができていない

対象の業種 、部門、領域、職種

経営陣、経営企画部門、人事部門、営業部門、調達部門 など

  


  

JMACは、それぞれのステークホルダーとのエンゲージメントは管理すべき対象であり、マネジメントするべきという意図を込めて、「総合関係性管理型経営(TEマネジメント)」という新たな経営のあり方を世に提唱しています。

総合関係性管理型経営(TEマネジメント)とは

JMACのステークホルダーエンゲージメントコンサルティングの特徴

社会価値を高めることは、すなわち、社会から共感度・納得度の高い経営を推し進めることであり、自社が重要視したいステークホルダーに対しては、経営に対する共感度・納得度をとことん高めて頂くことが重要です。

しかし、非財務領域の取り組みは、コーポレートのコストにも大きく影響します。

そのためには、社会価値においても、経営が何を重視するのか、選択と集中の考え方が必要です。また、重視する対象が定まっても、エンゲージメントを高める戦略が実行できなければ共感度・納得度は上がりません。その際に重要となるのが、各関係性管理対象の特性の理解と、解像度の高いエンゲージメント施策の実践です。

JMACの「総合関係性管理型経営(TEマネジメント)」では、その管理技法・改善技法を体系化しております。経営陣お一人お一人のご経歴や持ち場を理解した上で、現経営陣がなすべき最高の経営のあり方を提案いたします。

「総合関係性管理型経営(TEマネジメント)」の概念図

ステークホルダーエンゲージメントコンサルティングの進め方

Step1:経営方針の初期仮説づくり 外部環境や、自社の存在意義を踏まえて、どのような経営をすべきなのか初期仮説を明確にします。
Step2:関係性管理対象の特定 その際、誰に対して大きな説明責任が伴うのか、関係性を特に重視する対象を定めます。
Step3:将来のありたい関係性の明確化 重視する対象との現状の関係性を診断し、将来のありたい関係性を明確にします。
Step4:将来の自社に対する期待の想定 ありたい関係性の実現に向け、各対象からは自社に対してどのような期待があるかを明確にします。
Step5:期待に応える重要論点の整理 各対象の期待に応える自社の経営のあり方(重要論点)を明確にします。
Step6:将来像と価値観をつなぐ一連のストーリーづくり 重要論点を含む将来像と、存在意義を含む価値観を一連のストーリーとして取りまとめます。
Step7:重点対象への一連のストーリー説明と対話 重視する対象とのコミュニケーションを企画・実践し、経営に対する共感度・納得度を高めていきます。

「総合関係性管理型経営(TEマネジメント)」マップ

事例

業界:不動産・建設業界

会社プロフィール:プライム上場建設子会社

テーマ:ステークホルダー環境下のビジョン策定支援

背景:子会社の経営を任せられる経営人材が不足しており、親会社から出向している。
ただし、現場・実務に精通しておらず、プロパー社員からの信頼が得られていない。
子会社の取締役会では、直近の目の前課題に対する対処が中心であり、中長期課題が議論されていない。
子会社の役員間でも方針に関する意見が異なり、結果的に、親会社への説明も一貫性に乏しい。

取り組み内容:

  • 親会社のグループ方針の理解、対象子会社の位置づけの理解
  • 子会社トップマネジメントヒアリング(各役員への現状・課題認識・意向の確認)
  • 重点関係性管理対象の特定
  • ビジョンの構造設計、203Xにおいて想定される期待の整理
  • 外部環境分析に基づく、ステークホルダー環境下でのビジョンストーリーの設計

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